2015年8月30日日曜日

首をまっすぐにする

以前から首をまっすぐにすることが大事だとは思っていたが、
更に重要であることに気付いた。

ちなみに首を真っ直ぐにすることを虚霊頂勁(きょれいちょうけい)と言う。

で、首をまっすぐにすると何がいいのか?

大きく分けて三つ。

まずひとつは姿勢が良くなり健康になるということ。
次に姿勢も演武も美しく見えるということ。
そして最期はそれだけで強くなれるということ。

この辺のことに関していろいろと掘り下げて行きたいと思うのだが、
まだまだ自分の中で感覚を掴み始めたばかりでうまく言葉にできない。

今後更に突き詰めて行きたいと思う。

2015年8月28日金曜日

老化に逆らう太極拳

楊式太極拳を始めて12年とちょっとになるが、
未だに不思議に思うことがある。

普通で考えるなら加齢と共に体力が落ちて行くから、
体の動きも悪くなるはずである。
しかし太極拳は年齢とは関係なくやればやるほど体の動きが良くなる。

長拳等、身体能力が要求される流派は20代で引退と言われるが、
太極拳に引退時期はない。
いや、むしろ太極拳を続けていれば歳をとればとるほど体が丈夫になり元気になる。

故に太極拳=老人の健康体操というイメージがあるが、
それでいいのだ。

若い時期から始めれば健康によって生活の質を上げることができるし、
歳をとってから始めても遅すぎることはなく、
始めさえすれば不老長寿の道を歩めることになる。

やっぱり太極拳はいい。

2015年8月11日火曜日

双辺太極拳のメリット

双辺太極拳はあまり聞きなれない太極拳だが、
本場台湾でもかなり有名な太極拳とのこと。

私は双辺太極拳を毎日一回通すが、このリラクゼーション効果は絶大だ。
やり終えた後のリフレッシュ感と、
あと体がふわっと軽くなったような感覚、
それに肩こりが嘘のように消えてくれる。

それになにより双辺太極拳は場所を選ばない。
昨日当会の会員さんから双辺太極拳を通してみましたが部屋の中でできるのがいいですねと。

双辺太極拳は移動距離が短いから4畳半~6畳ぐらいの部屋の中で通すことが出来る。

戦時中、最強の太極拳を完成させるためにつくられた双辺太極拳。
精巧な技がたくさん散りばめられている。

健身効果、
リラクゼーション効果、
美容効果、
そして武術としても非常に“使える”実戦的太極拳だ。

当会では楊式太極拳修業後に教えているが、そのうち双辺太極拳クラスを設立したいと考えている。
地元でも積極的に普及に努めたいと思う。

2015年8月2日日曜日

放鬆(ほうしょう)

太極拳を行う上で最も重視してるのが私の場合、放鬆(ほうしょう)だ。
限りなく無駄な力を取り除き気を沈める。

だから私の練習メニューは抜筋骨から始まる。

ストレッチはさほど重要視していない。
理由としては私が目指す太極拳は柔軟性の高い演武をすることではないからだ。

当ブログで何度も書いてきたと思うが、
強さも美しさも中から湧き出るものだと思うから。
だから内功に重きを置く。

今日も甘樫丘展望台で楊式太極拳を行ってきたが、
やり終えた後、嘘のように蒸し暑さが消えていた。

放鬆することによって得られることは無限だと思う。