2018年8月8日水曜日

丹田はアホ

いきなりアホだなんて失礼。

しかし本当のこと。
丹田はおだてに弱く、騙されやすく、馬鹿正直で嘘も見抜けないほどアホなのである。

私はこんなアホな丹田と55年近く付き合ってきて、
小さいながらも様々な願望を叶えてきた。
そう、このアホな丹田をうまく騙して(笑)

人を騙すのはサプライズ以外は罪なことだが、自分を騙すことは罪にはならない。
と言っても、自分に嘘をつくわけではない。

自分に嘘をつくというのは、自分の思ってる気持ちややりたいことを抑えたり、その反対のことをしようとすることであって、丹田を騙すのとは意味が全然違う。

だから一番いいのは、自分に嘘をつかず丹田をうまく騙す。

子供の頃は根拠もなくなにか漠然と無限の可能性を感じるものだが、
それもそう。
子供はまだ経験が少ないからマイナスなことを考えない。
観たテレビや映画、読んだ本、音楽などから刺激を受け、それらから受けた影響で自己実現を目指そうとする。
ただただワクワクした気持ちで自分の可能性だけを考える。

このワクワクしている状態こそが丹田が最も活発に働いている時。

そもそもおかしくないだろうか?
腹の中には腸や内臓しかないはずなのに、一体どこでワクワクを発生させているのだろう?
それは腹を解剖しても出てくるものではない。
肺の中を切り開いても、中身は空気であって、それと同じようなもの。

東洋医学では、人間の体は、氣と血と水で出来ていると言われている。
血は血や肉や骨であり、水は体液。
どれも目に見える。

しかし氣は目に見えない。
しかし人間の体にはその見えないソレが確実に存在するということ。

その氣こそが人間の生体レベルを上げ、自己実現のパワーを発揮する。
なぜなら氣はエネルギーであり宇宙そのものだからだ。

自分には太極拳を覚えられないんじゃないだろうか?
他の人のようにうまく出来ないんじゃないだろうか?
などとマイナスなことを考えると丹田はそれを信じてしまう。
丹田は騙されやすく馬鹿正直だからだ。
そしてそれが実現してしまう。

そう、
真面目になり過ぎないこと!

人生をハッピーに過ごしたいならアホになるのが一番。

「覚えられるに決まってる!」
「あの人が出来るんだから私にもできる!」

根拠なんかいらない。
そう思えばいいだけ。
そうすると願望実現のために必要な人、情報、物がどんどん集まってくる。

願望は叶えるものではなく、引き戻されるものなんだ。

太極拳で推手を行う時、崩されるかどうかわからないというのは結果を決めていないから。
先に結果を決めてしまう。
こうすることで、自分の丹田と相手の丹田、そして天地の丹田が繋がり、
自在に自分の思い通りに動くことができるようになる。

恐がらない。
心配しない。

これらふたつの要素は常に願望実現の邪魔をする。

ごちゃごちゃ考えない。
何度も言うがアホなろう!

私が演武する時は、何も考えていない。
ただただ、気持いい自分になれることだけを考えて動いている。
心が丹田というパワーを使って体を動かしている。
自分はその操縦士。

頭で考えない。
心で良いことを思う。
それだけ。

仮に失敗したところで、地球が滅亡するわけでもない。
何の心配もいらない。

とにかく楽しむ。
これに尽きると思う。

覚えられないのでは?
うまくできないのでは?
失敗したらどうしよう。

こんなしょーもないことはその場でゴミ箱に捨てること。

こんな風に丹田とうまく付き合って、自分がなりたい自分になって欲しいと思う。

乱筆乱文失礼しました。

2018年8月7日火曜日

得意技

「あなたの得意技はなんですか?」
と、聞かれたらなんと答えるだろう?

正直まだ太極拳修行始まったばかり。
まだ満足に得意と言えるものなんかない。

でも、好きな技はある。

楊式太極拳なら、提手上勢(ていしゅじょうせい)

好きな理由はシンプルな割に効果絶大だから。
護身術としても真っ先におすすめしたい技だ。

双辺太極拳なら単鞭(たんべん)だろうか?
これはシンプルというより、僅かな力で大きな効果が得られるから。

形意拳なら、崩拳(ほうけん)
これもまた実にシンプルで、尚且つ破壊力が大きい。

八卦掌に関してはまだ研究段階なのでわからないが
あえてあげるなら黄竜反身(こうりゅうはんしん)だろうか?
これまたシンプルかつ相手に与えるダメージが大きい(と思われる)

こう考えてみると、私は派手な大技より、
地味な技の方が好きなようだ。

好きな理由は体をほとんど動かすことなく大きな効果が得られるからだが、
一番の理由は疲れないのがいい(笑)

本来、闘うということは非常にパワーを使うもの。
口喧嘩でも疲れるのに、殴り合い(スパーリング)などもっと疲れる。
風邪をひいて、寝込んでる時も体がウイルスと闘っている時は物凄く体力を消耗する。

出来れば、手を触れずに自分の身を守ることができたらどんなにいいだろうと思う。
そんな馬鹿げた夢を本気で叶えようと思っている。

私は映画観賞も好きだが、もっぱら洋画を好む。
武術やってるのだから、カンフーアクションが好きだと思われるかもしれないけど、
実は言うほど観てない。
ブルースリーの映画もほとんど観たことないし、
ジャッキーチェンにしても全部観たわけではない。

洋画を好む理由はいろいろあるが、
簡潔に言えばシンプルでハッピーエンドだからだろうか。

早い話がシンプルが大好きなのである。

最近観た映画ではカウボーイ&エイリアンズというちょっとふざけた感じのタイトルだが、
まあ、中身もそこそこという感じで、
それよりも主役であるダニエル・クレイグが町を仕切っている大佐のドラ息子が町の住民に銃を乱射しながら悪ふざけしているところを、たった金蹴り一発でのしてしまうというシーンが実に爽快でよかった。
特に、表情ひとつ変えずよそ見しながら倒したことが気に入ってしまった。

確かに以前は延々と繰り広げられるバトルシーンを観るのも好きだったが、
今は観ているだけで疲れてしまう。

そんなこんなで、今武術修行しながら、
いかにラクに技を使えるかということを研究している。
箸をとって置くぐらいの力で倒すことが出来ないだろうかと。

こんなふうに考えると力ではなく勁力を鍛えようと思う。
勁力というのは筋力を鍛えるのとは訳が違う。
心を鍛え、丹田を鍛えなくてはならない。

この行いは禅そのもので、
こんなふうに自分の目標が、健康や長寿に繋がり、
これを広めていくことでその人々が病を避け幸せに過ごせることになればと思う。