2015年1月9日金曜日

緊張こそ力なり

これは音楽活動をしてきた時からのことなのだが、本番にしか出せない力がある。
練習の時にはできないのにだ。

人間極限に追い込まれると普段以上の力が出せると言うが、
逆に考えれば本番前、緊張するのはとてもいいことということになる。
緊張しなければ極限状態にならないし、不思議な力も出すことはできないだろう。

でも、ただ、緊張しているだけではダメだと思う。
やっぱり普段の練習あってこそだと。

ここをこうしたい。
でもできない。
だけどやりたい。
そしてそれを繰り返し練習する。

それが練習の時に出来ずに本番で出る。

これは武術のみならず私の人生の中で覚えたことだが、
頭でものを考えず腹でものを考える。
頭で考えるとスピードが鈍る。
しかし腹で考えると圧倒的に速い。
というより自分が想像する以上に速い。

腹の中で何が起こってるか?
大事なことは、
「なぜそれをやってるのか?」

今、試合に向けて頑張ってるわけだが、
でもそれは何故?

頑張ることが当たり前になってはダメだと思う。
自分にとって頑張る理由、頑張り始めた原因こそが、魔力を引き出すパワーのスイッチになるはず。

今だからこそ原点に返ろう。