2024年10月13日日曜日

太極拳に適した人とは?

太極拳に有利な体型はあるだろうか?

私が太極拳を選んだのは、
極度に体力が衰えていて、
こんな自分でも出来ることを探した結果が太極拳だったからです。

私の選択は大当たりでした。

太極拳を始めてから自分に自信が持てるようになったし、
体力も一気に復活した。

当時、体力をつけるために始めたが、
とにかく太極拳の世界に強く惹かれた。
寝ても覚めても太極拳のことばかり。

仕事中だろうが、
トイレ中だろうが、
お風呂の中だろうが、
手が自然と太極拳の動きになってしまう。

ある時はスーパーで、
コンビニで、
駅のホームで、
サービスエリアで、
公園で、
階段の踊り場で、

もうホントにどこでも太極拳をやりたくなる。

完全にドハマりしました。

練習しようなんて思ったことない。
そう思う前に体が勝手に動いてた。
起きている間はずっと練習だったわけです。

本当に好きになるってそういうことじゃないでしょうか?

「好きこそものの上手なれ」
という諺があるように、
上達したかったら好きになってしまえばいいってことです。

なかなか上達しないのは
心を開放してないから。

自分は、
覚えが悪い
頭が悪い
体が硬い
体力がない
体が小さすぎる
体が大きすぎる
歳だから

全く関係ないです!!

もうごちゃごちゃ考えるのはやめましょう。

考えたところで何のメリットもないし、
逆にデメリットしかありません。

そもそも太極拳は女性やお年寄りでも、
敵から身を守るために編み出された武術なのです。
だから体型とか歳とか関係ありません。

内乱が多かった時代、
うかうかしていると武器を持った敵が殺しにくるのに、
「歳だから」とか、
「体が小さいから」とか、
言っている場合でしょうか?

自分を守るため、
家族を守るため
とにかく闘わなければならないのです。

合気道の創始者である植芝先生は身長156㎝
またその弟子である名人塩田先生は更に小さく154㎝
それでも大男をかるく投げ飛ばします。

大きい人が強いのは当たり前。
小さい人が強いからカッコいいのです。

私のことを「手足が長いから見栄えが良く見えていいな」
と言われたことありますが、
本人はぜんぜんそんなこと思っていません。
逆に邪魔なぐらいです。
初速はは手足が短い方が圧倒的に速いです。

今日限り出来ない理由を考えるのはやめましょう。
なんのメリットもありません。
ただ時間を浪費するだけです。

毎日出来ることの積み重ね。

この辺のことは今まで散々語ってきましたが、
結局、変わる人は変わるし、
変わらない人は変わらない。

変わらない人は変われないのではなく
変えようという気がないのです。
そして、さらに変われない理由が、
自分では変わろうと思ってると信じ込んでいることです。

厳密には変わりたい自分が
変わりたくない自分によって引き止めてしまっているのです。

私はこれからも変わります。
つい最近の自分の行いでも
顔が真っ赤になるぐらい恥ずかしいと思うぐらいなのに、
そんな自分に依存する理由なんて1ミリもありません。

自分がこの世に生まれてきたのは進化するためだと思っています。
進化すれば見える世界も変わる。

アマプラやネフリなどで見るSFは所詮つくりもの。
しかし進化した自分がみる未来はホンモノです。

そんな体験が出来るなら、もうやるしかないと考えてしまいますね。

結局、太極拳に最も適した人とは
歳とか体力とか体型とかの差ではありません。

「太極拳が好きな人」です。

これが最強なのです。