2014年9月26日金曜日

じんわり汗をかくこと

太極拳をするとじんわり汗をかく。
私の場合は集中すると立禅でも汗をかく。
この汗が実に気持ちいい。

この汗は、体の中に溜まっている毒素であり、邪気である。
この汗をかいたあと、妙に体がスッキリする。
体だけではない。
頭もスッキリし、ゴチャゴチャしていた頭の中がきれいに整理され、今すべきことがハッキリ見えてくる。
人間何に優先順位を置くかで人生大きく変わるが、
今何をすべきかと考えることはとても重要。

太極拳はその気になれば畳一畳あればできる。
套路をそのまま行うことは出来ないが、進んでは戻るということを繰り返せば可能だ。

当会の会員さんで、伝統楊式太極拳を20分かけて練り、しかもそれを一日に4回もしたというのだから驚いた。
私ですら楊式太極拳を4回したことはない。
私の師匠ですら1日2回と言っていたが私もそう。
この会員さんは将来大物になるに違いない。

伝統楊式太極拳には簡化太極拳にはないやり終えた後の充実感がある。
私は教えるために簡化も少々行うが、なんというか・・体が温まってきた頃に終わってしまうと言う感じがどうしても拭えない。

例えば簡化なら収勢で終わらずそのまま4回繰り返せばいい汗をかけるかもしれない。
連環簡化太極拳と言おうか。

いずれも、
仕事が捗らない。
家事が捗らない。
こういう時は、それらをやろうやろうとせずに、一時、仕事、家事の手を休め太極拳をすることをすすめる。

間違いなくその後仕事も家事も捗るはずだ。(少なくとも私は)