2015年2月26日木曜日

武術の始まりは棒術?

いろいろな文献を読み漁っていると、どうやら武術の始まりは棒術らしい?

確かになにもなかった時代敵と戦おうと思ったら、素手より何か手にもって戦った方が有利だ。
それが、もし生きるか死ぬかの戦いなら尚のこと。

そんなわけで、最近、形意棍の練習を始めた。
形意拳もまた棍術から始まったという説が強いようだ。
難しいが初めてみると実に楽しい。

棍を振り回しながら何度も脛に棒を打ちつけてしまい、そのたび激痛が走るが、これも上達するための一歩ということで。。

棍は刀や剣と異なり切れる部分がないから取り回しが良い。
打ち落としたり、振り上げたり、回したり、突いたり・・
いろいろ動作を覚えていくと、確かにこれが徒手の技につながっていく。

形意棍だから歩法も重要。
跟歩を使うから、棒を扱う時の遠心力だけでなく、そこに推進力が働く。
しかも棍に気を通せるようになったら、相当な力を生み出すことができるだろうとも思う。

棒で勁力を出すのは難しい。
だからこそ練習になりそうだ。

徒手(素手)と並行して、刀、剣、棍もしっかり練習していこうと思った。