2016年3月24日木曜日

スマホ病、ケータイ病からの脱却

スマホ病といのが流行っているらしい。
いつも下を向いてスマホを長時間操作しているので首が曲がってしまうのだ。

私はスマホいじりはあまりしないが、それ以前にパソコン病になった。
在宅ビジネスを始めた17年前から首が前倒しはじめた。
一日15時間パソコンと向き合っているなんてざら。
いわゆる朝起きてから寝るまでずっとパソコンと向き合っているわけだ。
首が曲がってもおかしくない。

以前、整形外科でレントゲンを撮ってもらったら首が曲がっていると先生に言われた。
明らかに職業病だ。

首を前倒させると何が起きるか?

頭の重さは成人で約5㎏と言われるが、その重い頭を細い首の筋肉で支えなくてはならない。
一瞬ならまだしも何時間もの間重たい頭を首の筋肉で支えなくてはならない。
すると筋肉は次第に固まってくる。
筋肉が固まると血行不良が起きる。
それがコリの原因だ。

それだけではない、血行不良が起こることで頭に十分な酸素と栄養が行き届かなくなる。
するとそれが頭痛の原因になったり、目を酷使することで目の奥が痛くなったり
はたまた顎が痛くなったり。。

首で支えきれなくなったら肩、背中の筋肉でも支えようとするからどんどん連鎖的に首だけでなく肩も、背中も痛くなる。
とにかく悪循環なのだ。

スマホを置いて、気功を行おう!
パソコンから離れて太極拳を行おう!

顎を後ろに引き首をまっすぐにして、その姿勢で行う。
これを虚霊頂勁(きょれいちょうけい)という。

気功、太極拳では最も大事なこと。

首を前倒させることによるデメリットは書いた。
次に首をまっすぐにするメリットだ。

まず上記のあらゆる症状が緩和される。
肩の力を抜き首をまっすぐにするだけでもすーっと首や肩がラクになる。
頸椎をまっすぐにしてその上に頭が載るようにすれば、首の周りに付随する筋肉がゆるむ。
すると、気の通り道である経絡が開き、血管が開き、気血のめぐりがよくなる。

人間体のつくりは、食べた栄養や、酸素はまず脳に運ばれる。
その後に体全身に送られる。
しかしその脳に行く前に首の筋肉が硬直しているとそこで気と血の渋滞が起きる。
結果、体全身にも十分な酸素と栄養が行き届かなくなる。
逆に言えば、首を伸ばせば体全身の健康を取り戻すことが言える。

それだけではない。
頸椎を伸ばして気功を行うと天と繋がり体全身にパワーが送り込まれる。
身体にエネルギーが満たされるような感覚だ。
その時の状態には不安や怖れはない。
ただただ無限の自信が漲ってくる。

ここでわかることは、頸椎は天からのパワーを受信するためのアンテナだということ。
ラジオのアンテナでも正しい方向に向けないと受信できない。
それは気功も同じ。

頸椎をまっすぐにし、天に向ける。
それによって天とつながり絶大なパワーが体内に宿る。

パソコンの仕事をしている人を見ていると首が前に曲がっている。
だからこそ気功を行って欲しいと思う。
ちょっとした合間でもいいのだ。

スマホ病、ケータイ病、パソコン病から脱却するためにも気功を行うことを強くおすすめします。