2017年5月20日土曜日

知ってるつもり

このような諺がある。

〝聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”

私が思ったことは何故こんな諺があるか?ということ。
私はわからないことがあればその場で聞くし、
これこそが人間同士の一番楽しい部分であると思っているから。

今は講師という立場だが、それでも私の姿勢は変わらない。
解らないことは解らないと言うし、生徒に尋ねることすらある。

知らないのに知っているふりをしていて損をするのは
知らずに恥をかくことだけではない。
人との楽しいコミュニケーションが出来ないことを損する。
そして人間関係に溝をつくる。

推手に置き換えると、聴勁という。
聴こうとしなければ聴こえない。
知っているつもりで推手していると相手に崩されると言うこと。

推手はこの諺を具体的に証明する実験のようにも思える。