最近あまりにもいろんなことがあり、SNSに投稿する気になれなくなったのでしばらく気づいたことを本ブログに書き綴っていこうと思う。
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長年の筋肉の世界からようやく抜け出せたと思いきや、昨日の前半はそこに引き戻されてしまった。
気の乱れによるもの。
今日解ったことは心が乱れが気を乱し、その乱れで「立つ」感覚が消えてしまう。
なんとか姿勢を安定させようとし、自分の中でタブーである筋肉で支え、久しぶりに不快な套路鍛錬になってしまった。
逆にいえば、体を支えようとするあまり力んでしまっていた長かった時代を思い出す。
師の助言がなければ、もしかしたら今でも力で支えようとしていたかもしれない。
師の真っすぐなお言葉は本当に有難いものだと改めて感じた。
力ではない力で動こうとするとをこれほど気持ちいいことはないし、体がどんどん熱くなる。
中からじわっと汗が噴き出し、体がどんどん軽くなる。
体を支えているという感覚から、まるで茶柱が立ったかの如く沈む感覚と浮揚感覚。
武術班の稽古ではほとんど喋らないが、それでいながら弟子達は自分と同じような感覚を味わっているよう。
言葉ではなく、気で繋がっているという感じなのだろうか?
自分自身も指導スイッチをオフにできるから深い瞑想状態に入れる。
太極拳は套路を覚えてからと思っていたが、この深い瞑想状態に入ってからが始まりのような気がする。
この入口の先になにがあるんだろう?