ラベル 健康法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 健康法 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年7月4日金曜日

痛みを忘れない

会員の皆さんにお尋ねします。

「肩、腰、膝」の痛みを感じている方は日ごろから姿勢や動作に気をつけていますか?

太極拳で身に付けた「姿勢」をぜひ日ごろから心がけてください。
そうすれば、これらの痛みのリスクをかなり軽減することができるはずです。

また、甩手(すわいしょう)や立禅を毎日実践していますか?

そもそも、皆さんが太極拳を始めた理由は何でしょうか?

きっと運動不足を解消したり、健康のために始められたのだと思います。

稽古に通っているだけでは健康にはなりません。
稽古で学んだことを毎日実践してこそ、皆さんの希望が叶うのです。
もしこれらの痛みを感じたら、自分の実践が足りないことを自覚し、
ぜひ気功と太極拳を皆さんの健康に役立てていただきたいと思います。

皆さんは毎回稽古で行っている、わずか15分程度の気功を毎日実践していますか?

私はこれまで何度か、太極拳を始めたことによって肩こり、頭痛、腰痛、
その他にも様々な持病を克服することができましたとお伝えしました。
また、風邪をひきにくくなったり、ひいてもすぐに治るという治癒力も身に付けました。

それは太極拳を習い始めてから毎日気功を実践するようになったからです。
稽古に来た時だけなんとなくやっているだけではあまり意味がありません。
稽古で習ったことを毎日実践してこそ、皆さんにとっての宝となります。

例えば、「英語が話せるようになりたい」としましょう。
最も良い方法は何でしょう?
私はかつて海外で住むことを決意し、英語が話せるようになりたいと思いました。
そのことを英語が話せる友人に話すと、彼らはこぞってこう言いました。
「現地に行ったほうが早い」

どんなに家で勉強しても使わなければどんどん忘れていきます。
どれほど覚えても覚えた数だけ忘れていきます。
しかし、現地に行った場合、会話ができなければ生活ができません。
生きていくことができないのです。

そのために生活に必要な言葉を片っ端から覚え、実際にそれを使うことを実践しました。
通じた時の喜びは大きかったですし、
それからどんどん多岐にわたる会話ができるようになりました。

ただし、英語の場合は、現地においては話さなければ困るものです。
しかし、皆さんにとって「健康を維持できなければ困る」という意識が、
日ごろからどれほどあるでしょうか?
健康な時、そんな事はほとんど考えないですよね?

それが落とし穴なのです。

日ごろから健康意識を高く持てば、おのずと皆さんは学んだ気功を実践するはずです。
なぜなら、怪我をしたり病気をしたときに大変困るからです。
その「痛み」を消して忘れてはいけません。

気功は毎日実践しないからといって皆さんにとって困るものではありません。
しかし、怪我したり病気したときに、「やっておけばよかった」と言うことになりかねません。

ぜひこのことを心にしっかり留めて、気功と太極拳を皆さんの健康に役立てていただきたいと思います。

この会を立ち上げて約12年間、このことを繰り返し伝えてきましたし、
今後も私は同じことを唱え続けるでしょう。

なぜなら、このことこそが、当会を立ち上げた理由だからです。

気功と太極拳が皆さんにとって生涯の宝物となりますように。

2025年7月4日

代表




















#奈良 #一条伝統太極拳 #健康 #肩こり #頭痛 #腰痛 #膝の痛み #風邪 #体調不良 #病気

2024年7月4日木曜日

体力と気力が落ちたら辞める?!

先日当会員Nさんのお母様が入会されました。

70近いとは思えない程、スリムで若々しいお母様でしたが、
先日転倒によって怪我をされ、それを理由に太極拳を始められることになりました。

丁度、お母様と入れ替わるように本日某会員が退会しました。
退会理由は「怪我によって体力と気力が落ちたから」とのこと。

Nさんのお母様と全く同じ理由なのに、
この方は太極拳を辞めることを選択されました。

今や誰もが知っている通り、体力と気力を取り戻すことが出来るのが太極拳です。

病気になれば病院に行きます。
そして、病気にならないように太極拳を始めるのです。

この方は太極拳で得られる効果が全く解っておられないのでしょう。
残念なことです。

因みに私は21年前、体力とメンタルが衰退したことを理由に太極拳を始めました。
毎日起きる頭痛、肩こり、腰痛、
そして5分も歩くことが出来ないほど体力が落ちていました。

メンタルも落ちていました。
かつて営業をしたり、セミナー講師をしていた私が、
人と目を合わせることすら怖くなってしまったのです。

本当に落ちるところまで落ちました。

しかし今はどうでしょう?
歩くことが困難どころか、今では階段ですら駆け上がります。

そして鋼のようなメンタルを身に付けました。
今こうして道場を維持しながら講師活動もバリバリやっているのがその証拠です。

特に太極拳は軸を鍛えます。
コケない体をつくるには太極拳が一番いいです。
その理由や原理などすべて実践を交え説明出来ます。

体力の衰えやメンタルの衰えを感じている方は、
是非一度当会で行ってる伝統太極拳の体験に参加されてみてください。
続ければ必ず今以上に元気にパワフルになれます。














#気功 #太極拳 #病気 #若返り #エイジング #転倒防止 #怪我の予防 #免疫力増大 #治癒力増大

2023年12月3日日曜日

答えは自分の中に

今日ある生徒さんから「独身男性は早死にする」と言われ、
ちょっとグサリときたが、
そんな私は今までありとあらゆる病気を克服してきた。

特に物心ついたころから長年患った持病の喘息とアトピーは完全に克服し、
それから症状が出たことは一度もなし。
31歳から栄養学を学んでから。

人間の体は中医学では気血水から成ると言われるが、
医学的にみれば人間は水とタンパク質から出来ている。
その水とタンパク質を良質なものに変えれば人はいくらでも生まれ変わることが出来る。
それで数えきれないほどの病気を克服してきた。

その上、太極拳をはじめてからは驚異的な治癒力を身に付けた。
出血はすぐに止まり、
傷はすぐに治り、
内出血は2時間で治り、
脱臼や打撲は数十分で。
とにかく止血が早い。

交通事故で折れた肋骨は5日で元通りに、
穴の開いた肺は3日で塞がり、
捻挫は30分で治る。

確かに一人だと食生活が質素になる。
しかし毎日贅沢すれば長生き出来るだろうか?

確かに私の食生活はご飯に豆腐に味噌汁といった感じで質素だが、
それで体調を崩したことはない。
食べるものも大事かもしれないが、もっと大事なのは食べ方。
ゆっくり味わい感謝しながら食べる。
そうすれば質素なものでも栄養になる。

ある占い師の生徒は、「先生は霞みだけでも生きていけそうですね」と冗談で言ってたが、私もそんな気がする。

ご馳走はたまに食べるからご馳走なのであって、毎日贅沢三昧したいと思わない。
それが人生の楽しみだとも思わない。
もっと楽しめる人生はたくさんあるし、今ですら最高に充実している。

独身男性が早死にするのは単なる平均的なデータであって、
誰もが早死にするわけでなない。

大事なのは「人生をどう生きるか」ではないだろうか?

人生がつまらないと思えば、太極拳修行などしないだろうし、
生活も乱れ早死にするかもしれないだろうが、まだまだやりたいことは山ほどある。

人は生きるために生まれたのではない。
単なる消化ゲームではない。

人は進化するために生まれたのであり、だからこそ生涯修行を続けようと思った。

答えは情報の中にあるのではない。
自分の中にある。

それを見つけ出すことが大事だと思う。



2022年1月31日月曜日

太極拳に依存してはいけない

太極拳は免疫力と治癒力を上げることができます。

私の経験からしてあえてその効果は「驚異的」と言わせてもらいます。

内臓損傷>5日で回復
骨折>3日で回復
風邪>15分で回復
捻挫>30分で回復
内出血>2時間で回復
打撲>即時回復
脱臼>2時間で回復

全て事実です。

これが太極拳の効果です。

ただ、怪我や病気の度合いによっては太極拳だけでこれほど早く回復しません。
太極拳の健康効果はもはや私が語るまでもなく世界的に認められています。

しかし太極拳に依存してはいけません。

どういうことかというと、
太極拳をやっているから、暴飲暴食喫煙寝不足不摂生OK!
ということではないということです。

逆です。

太極拳をやっているからこそ、
こうしたことに気を配りましょうということです。

また、怪我の場合はその修復に必ず栄養が必要です。

考えてみてください。
家の壁が壊れたとします。
放っておいて直りますか?
壁を補修する材料が必要ですよね?

人間も同じです。

体調不良や怪我が多いのは、それらを作ったり修復したりする材料(栄養)が足りていないからです。

人間の体は大まかに、水とタンパク質で出来ています。
だから良質の水と良質のたんぱく質をしっかり摂れば、良質の体が出来るということです。
私は体に入れるものはかなり拘っています。

太極拳に依存してはいけません。
太極拳をやっているからこそ、栄養と睡眠にも徹底的に拘ってください。
放っておいて治るのは20代半ばまでです。
それ以上になったら、体をつくる栄養をしっかり摂らなければ様々な病気を引き起こし、怪我が増えます。

あえて言い切ります。

私が地元奈良で太極拳教室を立ち上げたのは、私自身が数々の病気を克服し、成し得た健康法を伝えながら、多くの人々と健康の喜びを分かち合いたいと思ったからです。



2021年7月13日火曜日

食欲が凄い

太極拳をはじめて変わったことは山ほどありますが、
その中でもこの季節特に変わったのは夏バテしなくなったことでしょうか?

毎年この季節になると食欲が全く起きなくなり、何も口に入れたくなくなるほどでした。

それでは流石に死んでしまうので仕方なくそうめんを茹でて食べていましたが、これまた栄養不足で夏バテ増大。
体がだるくてだるくて仕方なく何の意欲も起きなくなっていました。

しかし今ではどうしょう?

食欲が凄いです。
食べても食べても食べられるし、食べないでいることも出来ます。
食欲をコントロール出来るので、食べすぎを控えることも出来るし、栄養が必要なら食べることも出来ます。

これを出来る人はなかなか少ないのではないでしょうか?

お陰で全く夏バテしないし意欲も落ちることがありません。
この季節熱中症になる方が多いですが、それもありません。

特に女性は汗を嫌いますが、一日一回、汗をかく時間を作った方が良いです。
汗をかくと言っても猛暑日に外を出歩くということではなく、
適度な運動をして汗をかくということです。

太極拳は息切れしたり疲れたりすることもないのに程よく汗をかきますが、
体の毒素を排出することが出来るので、邪気払いだけではなく体をとことんキレイにすることが出来ます。

太極拳によって変わったことは無数にあります。

「お腹周りがスッキリした」
「肩こりがなくなった」
「慢性的な頭痛がなくなった」
「腰痛が消えた」
「風邪をひかなくなった」
「肌のハリがよくなった」
「怪我の治りが早くなった」

あげ出したらキリがないほどです。

体調不良で休む方もいますが、その場合は無理をせず栄養を摂って休むのが一番です。
しかしそうならないための日頃の太極拳が大事なのです。

ラジオ体操もいいですが、その代わりに一日5分甩手(すわいしょう)だけでもしてみてください。
確実に今までの自分とは違う自分になります。

ということで、
夏バテ、熱中症を防いで楽しい夏を過ごしましょう。

#夏バテ #熱中症 #太極拳 #気功 #甩手 #スワイショウ

2020年11月12日木曜日

部屋のどこでも出来る太極拳で万病を追い払う

徐々に夜の冷え込みが増してきましたが、決して体を冷やしてはいけません。

「冷え」は万病の元といっても過言ではないです。
風邪の症状や間接の痛み、インフルエンザやノロウイルス、MRSA等の感染症に掛かりやすいのも寒い季節です。
冷えは筋肉を収縮、硬直させ血行悪化を招きます。
血液は常に生命維持に必要な酸素と栄養を体の隅々まで運んでいるわけですから、その血液の流れが悪くなると体調が悪くなるのは当り前です。
だからこそ適度に体を動かすことが大事なのです。
私は子供の頃とても寒がりでした。
寒い季節になると体全身が冷たくなり、冬になるとコタツにもぐり込んだり、ストーブの前にしがみついたりしていました。
その時患っていたのが小児喘息ですが本当に辛かったです。そして、この寒がりは30代までずっと続きました。
しかし太極拳を始めてから異変が起きました。
寒さを感じなくなってきたのです。
部屋にはストーブもこたつもなくエアコンだけですが、冬場の設定温度は18~19度ぐらいです。
部屋の中で太極拳をはじめるとぽかぽか体が温かくなるので、エアコンを消してしまうこともしばしば。
なにより、寒くとも風邪をひきませんし、膝、肩こり、腰痛等の関節痛を起こすこともありません。
太極拳はゆっくり動くので音を立てることもありませんし、周りに迷惑もかけません。
しかも定歩の基本功なら畳半畳のスペースがあれば稽古できます。
極端な話、洗面所やトイレや廊下などのスペースでもできます。
もっと極端な話、ゴミ屋敷でも出来ます。足の踏み場さえあれば出来るのですから。
実際、私は洗面所でもトイレでも廊下でも稽古します。
道具などなにも要らず、しかも足の踏み場さえあれば出来る太極拳で、大きな健康が買えるとなれば、こんなにいいことはないとは思いませんか?
体の状態が衰えると心の状態も衰えます。
最近、情緒不安定な人を多く見かけます。
情緒不安定だけでも生活に支障を起こしますが、心の状態と体の状態は常に同じなので病気を起こす引き金になってしまいます。
一緒に道場で太極拳をやりませんか?
体も心もポカポカになり、病気知らずになりますよ!



2020年10月5日月曜日

四十肩と五十肩について

四十肩と五十肩について考えてみました。

今まで様々な人と接してきて四十肩や五十肩で苦しむ人を見てきました。
腕を上げることが出来ず、本当に辛そうです。
見ているこちらも辛くなります。

さて、四十肩や五十肩の症状が起きる原因とはなんでしょう?

医学的には間接包が収縮することで起きるとされていますが、関節の動きをスムーズにするための潤滑油を包む袋が潰れてしまったような状態になるわけです。

オイルを入れないで車を動かそうとすると車は壊れてしまいますが、まさに肩がそのような状態になっていることになります。

25年間予防医学を勉強してきて、私の知る限りで言えば、これら関節の症状の根本的な理由は、老化による体力低下と栄養不足です。

栄養に関しては魚介類を食べましょう。これらに間接に必要な栄養が詰まっています。
魚介類が苦手なら、サプリメントで摂取する方法もあります。グルコサミンやコンドロイチン、EPAなどです。

体力低下に関しては、説明すると長くなるので簡単に言えば、酸化によるものです。
人間でなくとも物でも何でも必ず劣化します。
劣化の原因のほとんどは酸化です。
過度な運動や暴飲暴食、不摂生によって作り出される活性酸素が老化を早めます。

煙草吸わない、お酒控える、よく寝、よく食べ、適度に動くのが一番です。

特に大事なのが一番最後の適度に動くことですが、
これには太極拳がとても適していると言えます。

太極拳ではゆっくり動くので呼吸が深くなります。
邪気を吐き出し、神気を取り込むことで、疲れやストレスを飛ばし、パワーが漲ってきます。
太極拳をされている方は高齢の方でも皆元気です。

肩が上がらなくなるのは加齢と共に筋力が衰えてくるのに、肩を酷使するからです。
日常生活において必ず肩や腕を使います。

だからどちらしかありません。

筋力を養うか、
日常生活を諦めるか。

極論になってしいましたが、筋力がないのに腕や肩を使うと肩へのダメージを増大させてしまうからです。

良い方法があります。

必要な筋力を養いながら、なるべく筋力を使わない方法を身につけることです。
太極拳ではこれを勁力と呼んでいます。
(因みに過度なトレーニングは活性酸素を増やしてしまうのでお勧めしません)

勁力は脱力すればするほど増大させることができます。

勁力の正体はなんでしょう?

これも話せば長くなりますが、一言で言えば、「対抗しようとしない力」です。

太極拳で指導する時、毎回うるさいぐらいに最小限の力で動かすようにと繰り返します。
そうは言っても力を使っている人を数多くみかけます。
その理由は力の抜き方がわからないからです。

肩の力が抜ければ、大きな力を手に入れることができます。
これが太極拳や柔術で使われている力となります。

太極拳はゆっくり動くことでインナーマッスルを鍛えます。
インナーマッスルはつきにくく落ちにくい性質があり、遅筋と呼ばれますが、実際は速筋よりも速く大きな力を生み出すことのできる不思議な筋肉です。

腕の力は腕の太さに比例すると言われますが、それは腕だけで考えた場合です。
体全身を使った筋肉の使い方をすれば快活な老後を送ることが出来ます。

必要な筋力をつけ、勁力を身につける。
これが加齢と上手く付き合う最善の方法です。

私は太極拳のお陰で、四十肩も五十肩も経験せずにあと3年で還暦を迎えます。
還暦になっても六十肩になることはないでしょう。

繰り返しますが、勁力は対抗しようとしないことで生まれるチカラです。

逆らわない
受け入れる

地球上にある、あらゆる力と調和してみましょう。
そうすると水に浮かんでゆらゆら揺れているように心も体も軽くなります。

太極拳で目指すのは「強さ」ですが、それは自分に対しての強さを身につけることだと私は思っています。



2020年7月10日金曜日

二つの気持良さ

太極拳をやると気持ちいいと言いますが、その気持ち良さの意味合いも様々ですし、又、ある程度鍛錬を積まないと解らない気持ちよさもあります。
もちろん私もまだ体験したことのない気持ちいい世界があると思っていますし、それを楽しみにもしています。

いずれも太極拳で気持ちよくなるためには、まず姿勢です。
正しい姿勢が出来ていなければ、内面で感じる気持ち良さにはなってきません。
もし現時点でも気持ちいいと感じているのであれば、その気持ち良さの数十倍になると思っていてください。

私は表演太極拳も経験してきましたが、表演の気持良さもあります。
人に感動を与えたくて懸命に練習し、そして人前で披露する緊張感と達成感、またその後の人から頂いた感想によって得られる喜び。
これも太極拳の楽しみ方のひとつだと思います。

私はよくばりなのでこれだけでは終わりません。

伝統太極拳では人に見て頂くことを目的としていません。
伝統太極拳で得られる一番のものは、強さです。
強さというと、体を鍛え上げ、喧嘩に強くなるというイメージかもしれませんが、太極拳で言う強さはそれとは異なります。

外見で言えば、伝統太極拳の鍛錬を積んでいくと、まず痩せます。
深い呼吸によって脂肪燃焼が高まり無駄な贅肉が落ちるので、太極拳を始めとする内家拳家はスリムな先生方が多いです。

先ほど無駄なものが落ちると言いましたが、それは贅肉だけではありません。
生まれたばかりの頃にはなかった、力み、こわばり、つっぱり、過剰な防衛反応や闘争心、虚栄心等、これら無駄なものが落ちていきます。

これらが付随してきた理由は、子供の頃に遡り思い起こせばいろいろその原因が浮かんでくるでしょう。
人間は生きて行く上で様々な経験を積んで行きますが、辛いことに打勝とうとすればするほど、何故が真逆の方向に走ってしまうから厄介です。
そのことが体を緊張させ、様々な病気を誘発させてしまいます。

体だけではなく心も辛いことから身を守ろうとするあまり硬くなり、先ほどのような過剰反応が起きるようになります。
大人になれば強くなると思っていたのに、そうではなかったということに気付かされます。

もし仮に子供の頃より強くなったと感じるのであれば、それは辛い事や恐怖から回避する方法を身に付けたということのように思います。
学生時代のいじめっ子がいつまでも強いかといえばそうでもない場合が多いですが、学生時代の喧嘩の強さは社会には通用しませんからね。

いずれも真の強さとはなんでしょう?

回避する能力でしょうか?

それもひとつだと思いますが、もっと強いものがあります。

それは「受け入れる」ことではないかと思います。

太極拳で得られる力は、筋肉を鍛えた力ではなく、受け入れる力です。

闘おうとするから勝敗が生じます。
もちろん勝ちを取りに行くことは素晴らしいことだと思いますし美しいことだとも思います。
しかしそのことが一生続くでしょうか?
いずれ引退時期が訪れ尻つぼみの人生になってしまってはなんだか悲しいですよね?
過去の栄光にすがるのも人生でしょうが、私なら別の道を選びます。

道場に賞状を飾りましたが、それは過去の栄光や業績に酔いしれるためではありません(笑)
「あの時出来たのだから、今もできる、いやもっと出来る」と思いたいからです。

太極拳で得られる強さは永遠です。
死ぬまで強いのが太極拳です。

闘わない、恐れない、逃げない、追わない、誤魔化さない、背伸びしない・・

川の中の水の一部分のように周りと溶け合いながら、周りに逆らうことなく流れに身を任せ、いずれ大海原へと流れ着き、そしてその後、蒸気となり天に昇る。
そんな感じです。

伝統太極拳で得られる力は、受け入れる力を身に付けることであり、この強さは年齢に依存しないので永遠です。

打たれ強く、打たれても痛みを感じなくなり、怪我をしてもすぐに治ってしまう強靭な体です。
この状態になってくると今までになかった気持ち良さを感じるようになります。
この気持ち良さはなんでしょう?

私の感覚では「空間との融合」です。

この気持ち良さは決して人には見せたくない自分だけの宝物のように感じます。

見せて気持ちい太極拳と見せたくない気持ちいい太極拳。

どちらもおいしいですが、永遠であるのは後者の太極拳です。


2018年11月30日金曜日

散手から始める

当会ではまず最初に気功を行い、その後、伝統套路を練り、
次に推手、散手という順番で稽古を行っている。

なぜこの順で行うかは、単純に私がそう教えられたからであり
この順はやはり理にかなっていると思う。

では、太極拳が作られた時もこのような順番で作られたのだろうか?

そもそも太極拳は自分の身を守るための護身武術であり、
健康体操として生まれたものではない。

自分の身を守るためにはまず健康でなくてはならない。
氣を練り体を鍛える。
それによって強さが得られる武術となる。

敵が攻めてきた時にどうやって身を守るか?
まずそこから考える。
二人で手を合わせながら、いろいろやってみる。
いわゆる散手。
力に対し力で対抗しようとするなら筋力を鍛えねばならないが、
女性や老人には限界がある。
だから力を使わない武術が必要になる。

では力を使わないためにどのような練習法が必要か?
そこで編み出されたのが推手という方法。
手を合わせなければ決して力の加減を知ることはできない。
力を使わないでどのようにして相手の力を制することができるか?
ここで柔らかさが必要になってくる。
「柔よく剛を制す」ということ。

柔らかい力が大きな力を操ることが出来ることはわかった。
では、その技や柔らかい力をどのようにして練り上げることができるか?
ここで套路(型)を組むことが考えられる。
套路の良いところは一人で練習できるということ。

しかし、それは柔らかい力を使えるようにするための鍛錬法であることを忘れてはいけない。
一人で套路ばかり練っていても本当の柔らかさを得ることはできない。

だから、套路と推手と散手をバランスよくやることが大事だと私はいつも言う。

太極拳の健康効果は世界中の医学界でもかなり知られるようになってきた。
頭痛、肩こり、腰痛等に留まることなく
癌やパーキソン病、認知症、線維筋痛症などの難病を克服した例は多い。

その太極拳が他の健康法と大きく異なる点は、
二人で行う鍛錬法があるということ。

無駄な力が入っているかどうかを知るためには推手をやるのが一番手っ取り早い。
だから推手をしっかり行えば太極拳の上達は速い。

無駄な力が抜けると
ゆるみが生まれ、
それにより
邪気を洗い流し、
元気の源である氣を多く取り込むことができる。

これこそが絶大な健康効果を生み出す太極拳だと私は信じる。

自分の太極拳に無駄な力が入っていないかどうか?

それを確認するためにも太極拳の一面だけを行うのではなく
総合的に行うことを強くすすめる。

2018年11月27日火曜日

体が教えてくれたこと

先日、十数年ぶりに体調を崩してしまった。
楽しみにしていた武者修行も残念ながら延期。

気功と太極拳を始めて、今まで一度も体調を崩さなかったわけではない。

喉を傷めたり
頭痛がしたり
寒気がしたり

そんな症状が起きたら、
必ず無理をせずにすぐに栄養をとり、しっかり体を休めることにしている。
そうすれば一晩で回復する。

人間は毎日ウイルスと闘っている。

前にも話したかもしれないが、
もしタイムマシンが発明されたとして未来に行ったら、すぐに死んでしまうと思う。
それは、今の自分はこれから次々と生まれる新ウイルスに対する抗体を持っていないから。
もし未来に行けるとしたら、宇宙に行くのと同じように宇宙服を着なければいけないだろう。

いわゆる「今」元気でいられるのは、
常にさらされているウイルスとの闘いに勝っているからであり
それこそが人間の生命力だと思っている。

なぜ私は体調を崩してしまったんだろう?
その後何度も考えた。
皆の健康を願って気功と太極拳を行っているのに私が倒れてしまったら意味がない。

その答えは、自分自身の気功と太極拳が出来ていなかったから。

毎日指導に追われ、
起きている間はずっと会の運営のための仕事を行い、
事務仕事だけではなく、
人と接する仕事だけに、良いこともあればそうでないことも頻繁に起きる。

そういう時私はその場をやり過ごすということを好まない。
無論、自分とは関係ないことはスルーするが、
そうでないことは正面から解決しようと努力する。
そういう性格らしい。

だから問題を問題としてそのまま放置することはしたくない。
今解決できるのならすぐに行動し、
すぐに解決できないことは長期的な計画を立てて一つ一つ解決していく。
そういうことを頭で考えるのではなくすべてノートにつけている。
ノートをつける理由は、常に頭をすっきりさせておきたいから。

いわゆる、人のため・自分のため・メンテナンスノートだ。

しかし問題は常にひとつではない。
重なることもしばしば。

そうなると私は自分のための鍛錬ができなくなる。
いわゆる完全な仕事人間になってしまい、修行者ではなくなってしまう。
そんな日々が重なり体調を崩してしまった。

今回のことで学んだことは、
仕事に懸命になることは大事だが、
「自分の時間をつくる」ということは絶対必要だということ。

それから私は毎日自分の時間をつくるようにした。
調子がいい。

結局、
教える太極拳と学ぶ太極拳は違う。
教えることは自分のための健康法にはなっていないということ。

気功を行っている時間は全てを忘れることが出来
自分としっかり向き合うことができる。
自分の内面と対話することができる。
邪気(ストレスや疲労)が溜まっていればそれらをしっかり払い、
体の中にエネルギーをしっかり取り込む。

これからはどんなに忙しくとも
自分の時間を作ると決めた。

2018年8月8日水曜日

丹田はアホ

いきなりアホだなんて失礼。

しかし本当のこと。
丹田はおだてに弱く、騙されやすく、馬鹿正直で嘘も見抜けないほどアホなのである。

私はこんなアホな丹田と55年近く付き合ってきて、
小さいながらも様々な願望を叶えてきた。
そう、このアホな丹田をうまく騙して(笑)

人を騙すのはサプライズ以外は罪なことだが、自分を騙すことは罪にはならない。
と言っても、自分に嘘をつくわけではない。

自分に嘘をつくというのは、自分の思ってる気持ちややりたいことを抑えたり、その反対のことをしようとすることであって、丹田を騙すのとは意味が全然違う。

だから一番いいのは、自分に嘘をつかず丹田をうまく騙す。

子供の頃は根拠もなくなにか漠然と無限の可能性を感じるものだが、
それもそう。
子供はまだ経験が少ないからマイナスなことを考えない。
観たテレビや映画、読んだ本、音楽などから刺激を受け、それらから受けた影響で自己実現を目指そうとする。
ただただワクワクした気持ちで自分の可能性だけを考える。

このワクワクしている状態こそが丹田が最も活発に働いている時。

そもそもおかしくないだろうか?
腹の中には腸や内臓しかないはずなのに、一体どこでワクワクを発生させているのだろう?
それは腹を解剖しても出てくるものではない。
肺の中を切り開いても、中身は空気であって、それと同じようなもの。

東洋医学では、人間の体は、氣と血と水で出来ていると言われている。
血は血や肉や骨であり、水は体液。
どれも目に見える。

しかし氣は目に見えない。
しかし人間の体にはその見えないソレが確実に存在するということ。

その氣こそが人間の生体レベルを上げ、自己実現のパワーを発揮する。
なぜなら氣はエネルギーであり宇宙そのものだからだ。

自分には太極拳を覚えられないんじゃないだろうか?
他の人のようにうまく出来ないんじゃないだろうか?
などとマイナスなことを考えると丹田はそれを信じてしまう。
丹田は騙されやすく馬鹿正直だからだ。
そしてそれが実現してしまう。

そう、
真面目になり過ぎないこと!

人生をハッピーに過ごしたいならアホになるのが一番。

「覚えられるに決まってる!」
「あの人が出来るんだから私にもできる!」

根拠なんかいらない。
そう思えばいいだけ。
そうすると願望実現のために必要な人、情報、物がどんどん集まってくる。

願望は叶えるものではなく、引き戻されるものなんだ。

太極拳で推手を行う時、崩されるかどうかわからないというのは結果を決めていないから。
先に結果を決めてしまう。
こうすることで、自分の丹田と相手の丹田、そして天地の丹田が繋がり、
自在に自分の思い通りに動くことができるようになる。

恐がる。
心配する。

これらふたつの要素は常に願望実現の邪魔をする。

ごちゃごちゃ考えない。
何度も言うがアホなろう!

私が演武する時は、何も考えていない。
ただただ、気持いい自分になれることだけを考えて動いている。
心が丹田というパワーを使って体を動かしている。
自分はその操縦士。

頭で考えない。
心で良いことを思う。
それだけ。

仮に失敗したところで、地球が滅亡するわけでもない。
何の心配もいらない。

とにかく楽しむ。
これに尽きると思う。

覚えられないのでは?
うまくできないのでは?
失敗したらどうしよう。

こんなしょーもないことはその場でゴミ箱に捨てること。

こんな風に丹田とうまく付き合って、自分がなりたい自分になって欲しいと思う。

乱筆乱文失礼しました。

***

誤字がみつかりましたので訂正しました。
2018/8/31

2018年6月2日土曜日

気沈丹田 ~丹田は腸?~

気沈丹田とは、気を丹田に沈めること。

気とは意(意識)であり、
丹田とはパワーの源、或いはエネルギー貯蔵庫でもある。
その部分はお臍から約5㎝下、その奥5㎝ぐらいの部分。
無論体型によって若干ことなるが、
医学的に見ればいわゆる仙骨の前、腸の部分であり、女性であれば子宮も含まれる。

丹田には人を豊かな心へと導くパワーがあり、
夢や願いを叶える自己実現の力も持っている。

丹田に疼くような力を感じる時、それは自分がパワフルな状態であり
物事を良い方向へと引き寄せる力を発する。

太極拳ではこの丹田を開発することを重要視する。
太極拳での戦いは丹田からパワーを発し、そのパワーによって相手の力を吸収しそれを返す力を身につけていく。

自分から攻撃しかけることはない。

いずれもこの丹田を鍛えることは、
心と身体を強くし、健康を増進させ、豊かな心を手にいれることができる。

さて、太極拳の練習をする時、何を意識するだろう?

手の位置?
動作?
歩型?
姿勢?
もちろん全部重要。

中でも一番大事なことは姿勢(軸)と丹田。

まず起勢の時、何を意識するだろうか?
手を前に上げようと意識するのではないだろうか?
もちろん動作を始めて覚える時はまずそれをできるようにする。

そして練習を積んでいくと、無意識でも手は正しい間隔、正しい位置、正しい動きで動こうとする。
無論そうなるまでは徹底的に意識することが大事。
いきなり無の境地になど至れるはずはなく、最初は意識から始まる。

更に鍛錬を積んでいくと、起勢の時、手は無意識に勝手に動くはずだ。
それは起勢限らず、
攬雀尾、単鞭、楼膝拗歩、搬欄捶、十字手、倒輦猴、雲手、踵脚、下勢、どれも全て。

いわゆる無意識でも正しい姿勢で正しい動きが出来るようになることが太極拳で学ぶ最初のステップ。

そして次は、丹田を意識すること。
単鞭は自分に勝手にやらせる。
というより勝手に体が動いてくれる。
その時意識することは丹田と動きを一致させること。
これを内外相合(ないがいそうごう)という。

最もわかりやすい例で言えば、踵脚。
ほとんどの人が足を上げようと思うだろう。
しかし、足を上げようと思わなくとも、足は勝手に上がってくれる。
それよりも意識することは丹田。

足は足に勝手にやらせておいて、意識は丹田に集める。
そして足を蹴り出した時に丹田から気を放射させる。

踵脚は足をあげる運動ではない。
蹴り技。
もっと言えば、丹田から気を炸裂させるところ。

先輩は踵脚の動作を教えてくれる時、足の上手な上げ方ではなく
「こんなふうに波動を飛ばす」と教えてくれた。
先生は「宇宙に気を飛ばす」教えてくださる。

いずれも脚の上げ方など一度も教わったことがない。

いずれも、丹田から気の流れは常に上下左右前後に発せられており、
その力を使って自分自身の体を操っていく。

先程、丹田は腸がある場所と言ったが、それは下丹田の位置。
上丹田は脳の位置、中丹田は心臓の位置、そして下丹田は腸の位置。
脳は常に無意識でも働いており、心臓も同じく無意識に動き続け、そして腸も。

腸に対し脳から指令など送らなくとも、食べたものを自動的に栄養として取り込み、不要なものを排出してくれる。

あと、忘れてはならないのが腸内菌。
腸に住む腸内菌は100兆個以上と言われその数、世界人口より多い。
しかもその重さはなんと1キロ以上あるという。
腸は100兆もの生命が宿っているということ。

うち1割が悪玉菌、善玉菌は2割、
そして善玉でも悪玉でもないどっちつかずの菌である日和見菌(ひよりみきん)が7割。
この日和見菌は善玉が優勢であれば善玉菌につき、悪玉が優勢になると悪玉になるという意志薄弱な菌。
人間社会でもありそうな・・

とかく悪者扱いされる悪玉菌は絶対必要。
なぜなら、悪玉がなければ善玉の力が衰え、それこそ悪玉菌に支配されてしまうから。
人間は常に腹の中で闘っているということ。

まとめると、腸は指令を送らなくとも自ら腸を動かす意識を持っている。
そして、100兆以上もの生命を持っている。
これが腹にエネルギーを感じる理由。

腹を鍛えれば体まるごと健康になる。
腹を鍛えれば太極拳が上達し、強くなる。

とにかく気沈丹田なのだ。
意識を丹田に集中させれば氣がどんどん集まる。
氣は力。
つまり丹田が自分の太極拳の質を上げ、幸運をもたらしてくれる。

私は今でこそ武術を専門としているが、
元はといえば栄養学や予防医学が専門。
分野は違えど、どちらも人の健康を願っていることには変わりない。

丹田を鍛えよう!

2018年3月9日金曜日

太極拳依存症

太極拳をやっているからと言って、他のことが疎かになっていないだろうか?

私は前職で美容健康関係の食品等を扱っていた。
ダイエットも私の専門分野だった。

そして、私の指示通りに実践して驚くほどスリムになった人もいれば
私の指示を完全無視して全く効果が得られなかったり逆効果になった人もいる。
そして、そういう人に限って私に文句をつけてくる。

それにしても、何故成功する人と失敗する人がいるのだろう?
理由は簡単。

例えばダイエットサプリ。
そのサプリがどんなに良いものでも、それに依存してしまったらおしまい。
いわゆるサプリ飲んでるから大丈夫と安心しきって、暴飲暴食をしてしまう。
そして逆太り。
これでは本末転倒。

太極拳もしかり。

太極拳やってるから多少お酒を飲み過ぎてもいいだろう。
太極拳やってるから多少の喫煙はいいだろう。
太極拳やってるから普段歩かなくてもいいだろう。
太極拳やってるから食べ過ぎてもいいだろう。
太極拳やってるから夜更かししてもいいだろう。

これ太極拳依存症なり。

よく考えてみて欲しい。
そもそも健康になりたくて始めた太極拳ではなかったのか?

依存してしまったら終わりということは、
誰もが今まで散々経験してきていると思う。
だから依存しそうな自分がいたら、自分に対して注意すべき。

誰かが言ってくれるだろう。
いいえ。
誰も言いません。
今は昔みたいに注意する人も減っている。
家族にしても。
誰も最初から相手が嫌がることなんか言いたくない。

こう考えて欲しい。

太極拳やってるからお酒を減らそう。
太極拳やってるから禁煙しよう。
太極拳やってるから引きこもってないで出歩こう。
太極拳やってるから食べ過ぎに注意しよう。
太極拳やってるから生活を正そう。

そう思って欲しい。
そうでなければ意味がない。

私はかつて喫煙者だった。
しかしある日からキッパリやめることができた。
そもそもやめようと思うからやめられない。

というか煙草というのはやめられないように作ってある。
中毒するようにニコチンの他に薬品をたっぷり仕込んである。
その薬品は厄介なことに発がん物質がほとんど。

おまけに最近の煙草は放射性物質まで含んでるから始末が悪い。
(知らない人はネットで調べてみるといい)
吸えば吸うほど内部被ばくする。
そして災難なことに周りにいる非喫煙者も被ばくする。
その場で吸っていなくてもだ。

吸い終わるとまた吸いたくなる。
すると誰からすすめられることなく煙草を買いに行きまた吸う。
だから煙草は儲かる。
中毒患者にすることでそれを売ってる人が大儲けできるのはアヘン戦争で十分学んでいるはず。

喫煙者は自分が騙されているということに気付いて欲しい。

ところで私は煙草をどうやってやめたか?
それは煙草を吸う代わりのことをみつけた。
それがヨガだった。

なぜヨガか?
私は子供の頃から体が硬かった。
だからヨガは私にとって苦痛。
煙草の禁断症状が出てきた時に、苦痛なヨガをやるとその痛みで吸いたい気持ちを忘れてしまうというわけ。

それに呼吸法も取り入れた。
煙草を吸うのはあのくらくらする感覚が欲しいから吸うのであって、
それは別に煙草でなくとも同じような感覚は得られる。
これもヨガの呼吸法。

空気を思いっきり吸う。
止める。
更に吸う。
止める。
更に吸う。
止める。
しばらくそのまま。

どうだろう?
くらくらしないだろうか?

煙草はずっと吸い続けるとくらくらしなくなる。
しかしこの呼吸法は何度でもくらくらを得ることができる。

習慣を変えるにはちょっとした勇気と工夫が必要。
太極拳をはじめたことで、今までの悪い習慣を変えようと努力して欲しいと思う。

2018年2月2日金曜日

弱いは強い 2/2

(前回の続き)

最近、脱力だけでなく弱い力に拘っている。

手を上げたり出したりするのは最小限に。
相手との接点は最小限に。
相手を崩す時の力も最小限に。

微弱な力ほど、相手はそれをすぐに察知することができない。
そして弱い力ほど相手の中にすんなり入ることができる。
そして自由自在に氣を送ることができるようになる。

逆に強い力はすぐに見破られてしまい、簡単にいなされてしまう。
しかし弱い力は?

実は弱い力に関して言えば、これは医療にも役立つ。
私は20代の頃酷いぎっくり腰を患ってしまい、片足で立てなくなってしまった。
そして行ったのが職場の人に紹介された磁器と気功の治療を行う治療院。

行った施術は、私の仙骨に極々微弱な磁気を送るというものだった。
私の体には一切触れず、小さな器具から微弱な磁気を送られる。
次第に私の身体に変化が起きだした。

1時間2時間経過するごとに、体がどんどんだるくなりだしたのだ。
これは体の治癒力が働き出したということ。
体が腰を治すことにパワーを使っているので、その他の力が出なくなってきたということになる。

そして翌日、私の身体に異変が起きた。
なんと、あの酷かったぎっくり腰が完全に治っていたのだ。
まるで魔法にもでもかけられたような気分だった。

約30年も前の話だ。

今でこそ、整体院では、ボキボキしない整体が流行っているようだが、
私はそれを30年も前に経験している。
しかもその施術が行えるのは日本に5人しかいないと言われていた。

曲った背骨を真っすぐにする力は自分自身が持っている。
しかし普段の悪い姿勢を続けていると戻る力がそれに負けてしまう。
どうすればよいか?

腰痛は自分で治せるのだ。

仙骨と丹田は繋がっている。
腰をゆるめ、丹田に十分氣を溜める。
そして痛む腰の部分に意識を送る。
すると患部である腰に氣が集まる。
氣が集まると、今まで滞っていた血がどわーっと流れるような感覚が得られる。

我慢できない腰痛なら整体院や病院に行けばいい。
しかし、実際に体を治すのは自分であるということを忘れてはいけない。
依存してしまったら、治癒力が下がり、ますます症状は悪化するだろう。

折角太極拳を始めたのだから、
単に、人前で演武するだけではなく、
自分の身を自分で守り、自分で治すチカラを身につけて欲しいと
私は思う。

もう一度まとめておく。

相手を倒したり、自分の病気を治したりするのは
強い力ではなく弱い力であるということ。
強い力を加えても自分も相手も拒絶するだけ。
自分も相手も受け入れる小さな力を使うこと。

弱いは強い 1/2

最近、皆の前で套路を通す時、形は一切気にしない。

ひたすら脱力。

まだまだゆるめる、
まだまだゆるめる、
もっともっと。。

体の中を流れる氣を感じながら・・

すると体内が氣で膨張してくるかのように張り詰めてくる。

この5年程、伝統と表演を平行して行ってきたが
去年の7月に試合を引退し、今は100%伝統にスイッチした。

人の目を気にしない世界はこんなにも気持ちいい。
宇宙をさまようように、体の中の小宇宙をさまよう感じ。

套路を練っていると、
体が水になり、
風になり、
電気になり、
プラズマを発する。

掌がピリピリするのは、
体内の氣と体外の氣の摩擦によりスパークを起こしているから。

手が熱くなるのは、
手を意識することで氣が集まり、
氣が集まるとそこに大量の酸素と栄養が送られる。
すると細胞内のミトコンドリアで酸素と糖が結合しATPが発生。
その結果熱を発する。

だから手が熱くなるということは、
正しく手に意識を送ることが出来ているということ。
熱そのものは氣ではない。
氣が熱を作り出している。

気功治療は、手をかざすことで、そこに氣を送ることができる。
先程も説明したように氣が集まると、その部分に酸素と栄養が集まる。
結果その部位に必要な物資(栄養)とそれを働かせるための酸素がたっぷる送り届けられ治癒力が上がるというしくみ。

壊れたものを修復しようとしたら、必要なものは人手と修理に必要な物資。
人手は血であり、物資は栄養と酸素ということになる。

氣の不思議な力はそれだけではない。
実体験を元に言うならば、氣で人をコントロールすることもできる。
言いかえれば、相手は自分であり、自分は相手ということ。

とはいうものの、いきなりそんなふうにイメージしても、最初はなかなかうまくいかない。
その理由はまだ自分の中で十分氣を巡らせることができないから。

(次回に続く)

2017年12月28日木曜日

欧米人が伝統に拘る理由

ふと思ったのだが、
欧米人が制定拳を行っているをほとんどみたことがない。

一方、伝統拳では白人や黒人などの外国人が多い。
これは太極拳に限らず日本の伝統武道に関しても同じことが言える。

(これはあくまでも私の経験上であり決して全てではない)

アメリカは自由の国。
自由を愛するが故に常にクリエイティブなことにチャレンジする。

一方、ヨーロッパはその国々を見ればわかるとおり
歴史や伝統を重んじる民族(国)が集まっている。

こう考えると、これらの国々の人々に制定拳が合わないように感じるのは気のせいだろうか?

そもそも
制定拳のルーツは?
なぜ制定権が生まれた?
その理由は?

私が知る限り制定拳の名人や達人というのを聞いたことがない。
制定拳で天下を取ったとい話も聞いたことがない。
それもそのはず、制定拳は護身武術としてつくられたものではないからだ。

江戸時代、武士が国を治めていた時代は終わり刀を取り上げられ、
その後剣術、剣道として伝統が受け継がれた。
太極拳もまた、文化大革命の時に武術の要素を省き健康体操として世に広めるため政府の指令によってつくられた。

しかしだ、
伝統武術を伝えて行こうという動きは人目には触れなくとも確実に受け継がれようとしている。
YouTubeなどで見られる武術はごく一部で、そのほとんどが表面的なものに過ぎず、私の知る限り伝統を受け継ぎながらも更に進化させるべく修行を積む者は決して少なくない。

いずれも日本は欧米と比べるとそのほとんどが制定拳の武術愛好家。
太極拳発祥の地である中国も同じく、かつて名手だった著名な武術家も代を受け継ぐごとに表演武術に成り代わってきているように思う。

太極拳に対する一般的なイメージは「健康体操」か或いは「踊り」 と思っている人がほとんど。
どちらでも構わない。
しかしそれはあくまでも太極拳の副産物であり主なるものではない。
太極拳の目的は己を鍛えることにあると思うから。

人間が病気にならず健康でいられるのは、常に体内で免疫細胞が病原菌と闘っているから。
その闘いに敗れると、それを病気や死と言い、逆に勝てば健康と言う。
いわゆる闘わずして生き残る道はないということ。

だから武術として行う太極拳こそが最強の健康法であると私は信じるし、
その証拠としてこれまで数々奇跡的な体験をしてきた。

今後日本はどうなるのだろう?

制定拳を行うのは、太極拳を始める入門としては大変優れていると思う。
そして次のステップとして最強の健康法を手に入れるためにも伝統太極拳を始めて欲しいと思う。

人間は医療の進歩と共に、人間自身も進化している。
あらゆる病原菌に対する抗体を持ち、犠牲者を出しながらも進化している。

ここまで私が話した理由、
察して頂けるだろうか?

武術は敵から自分や家族を守るために生まれたが、
自分自身と闘うことでも武術は大変優れる。

だから、
少なかろうが、
受けいれられなかろうが、
有名でなかろうが、
元来の武術としての太極拳を伝えて行きたいと思っている。

2017年11月16日木曜日

太極拳の技と氣のはなし

今日はKさんのプライベートレッスンの指導を行った。

「私、納得しないと先にすすめないタイプなんです」とご本人。
それはそれでとても良いことだと思う。

私もかつてそうだった。
太極拳の型を見ているとまるで踊っているかのようにか見えない。
いつ?どこで?どんな技を使っているのがさっぱりわからない。
しかし先生に技をかけてもらうと一瞬で自分の体が宙を舞い床に叩きつけられる。

このギャップこそ、私が太極拳に最も興味を抱いた点だ。

それに、技を見せないのが太極拳の技であることも後にわかった。

そんなKさんを指導して間、私は質問攻めに。
「これはどういう技なんですか?」
「これはどこを打ってるんですか?」
などなど。

それに対し私は、
「この両拳で相手が突き出した腕の骨を砕き、
右拳で肋骨を折り、
左指先で相手の目か喉を突いて、
両掌から気を発射し心臓を破裂させ、
最後にそのまま吹っ飛ばす・・」

周りにいた人たちはこんな会話を聞いてどう思っていただろう。
私は指導に夢中で聞かれたことに答えただけなのだが
こんな残酷な話を平然してしまってる自分を後になって気づいた。

いずれも、太極拳には様々な技が含まれている。
日本武道でいう、空手、柔道、剣道、合気道、相撲
これらすべての要素が太極拳に入っている。

これを8つに整理したものが、太極八法と言われるもの。
掤、履、㨈、按、採、挒、肘、靠
(ほう、り、せい、あん、さい、れつ、ちゅう、こう)

掤で相手の攻撃をさばき
履で崩す
㨈で打ち込み
按で飛ばす
採で相手を掴み
挒で相手の動きを制し
肘で骨や関節に打撃を与え
靠で体当たりする

先程あげた日本武道の攻撃方法がすべて入っている。

更に太極拳の練習を行う前には必ず気功を行う。
気を練ることを練功というが、これによって力学上の技だけではなく
気を発射するという技が加わる。

太極八法の技にはまたそれを防御する技もある。
力学対力学の戦いになるが、その選択を瞬時に行わなければならない。

これは頭から指令を送っていたのでは間に合わない。
だからこそ普段からしっかり体を鍛え技を練る。
それによって頭ではなく勝手に動く体をつくりあげていく。
理屈ではなく、練習あるのみということになる。

しかし気を発射することに関しては受ける側は防御する術がない。
気は肉体だろうがコンクリートだろうが金属であろうがなんでも貫通してしまう。

これを防ぐ方法なないのだろうか?

氣による攻撃を防ぐ方法は・・
それもまた氣である。
また、氣で負ったダメージを治すのも氣しかないと言われる。

いわば気功によって
攻撃だけではなく防御力をも身につけることができる。
更に気功治療にも使え、
気功により免疫力、治癒力が上がるので怪我だけでなくあらゆる病気をも治してしまう。

先程私は太極拳に興味を持った理由は、見た目の華やかさとは裏腹に恐ろしい技が隠されている点と述べたが、
今、私が伝統太極拳を広めようとしている理由は、上記のことが理由である。

病をこの世から完全に失くすことは出来なくとも
病を未然に防ぐ方法、病を早期に見つけ治す方法を皆が身につければ、
人はもっともっと人生を楽しめると思うからだ。

これこそが私が生まれて30年間病で苦しんできた理由であり
健康の尊さを知ることができた私の役目だと思っている。

2017年9月22日金曜日

世界一美しい護身術

太極拳は世界一美しい護身術といいたい。

いや、太極拳に限らず他の武術も武道も美しい。
というより「強いは美しい」のだ。

美しい花にはパワーがある。
美しい絵にはパワーがある。
美しい音楽にはパワーがある。

逆を言えばパワー(強さ)があるから美しくなる。

その中でも太極拳の動きは独特の美しさがある。
日常生活で跳んだり回ったりすることはあっても
太極拳のようにゆっくりスローモーションのような動きをすることがあるだろうか?

楽しかったり、機嫌が良かったり、元気だったりすると、心が踊りだし、体も踊る。
しかし太極拳の動きは意識しないとあのような動きにはならない。

あえて言うなら、
子供が寝ているそばを歩くとき音を立てないように歩く。
恐らく太極拳の動きになっていると思う。

或いは、薄氷の上を歩く時も同じ。
氷を割らないように歩こうとすると、自然と太極拳の動きになる。
田んぼや泥沼で泥がはねないように歩く感じと言ってもいいだろう。

足腰に負担を掛けずに、自ずと体幹を使って動こうとする。

早く覚えたい一心で速く動こうとする人がいる。
私は「ゆっくりゆっくり」と促す。
それでもどうしても速くなってしまう。

速く動こうとすると当然使う筋肉は速筋。
しかし太極拳で使うのは遅筋。
使う筋肉が違うから速く動いては決して太極拳の体はつくられないし
太極拳の動きにはならない。

決してイライラしないこと。
当会ではイライラ禁止にしている。
イライラは何も生み出さない。
心が乱れ動きも乱れる。
動きが乱れるから更に心が乱れる。
なにもいいことはないのだ。

なかなか覚えられなくとも、目の前にある石段を一段だけ上ろうとしてみる。
その一段を上ることが出来たら、次の一段をと。
決して一気に駆け上がろうとしない。
躓いて怪我するのがおちだ。

スピードの出し過ぎは事故の元と言うが、
それは交通事故だけではない。
仕事でもなんでも早く動くと良くも悪くも痛い目に遭う。

私の経験からすると、急速な事業展開を試みた時、周りの反感を買い、
袋叩きにされたことがある。
出る杭は叩かれるのだ。

電話で呼び出され、現地に着くと若い男たちが7~8人。
よってたかって殴られた。
反撃することも出来たが、私は自分がビジネスリーダーである立場であるため問題を起こすことはできない。
結果、なすがままだった。

無論、平気でいられるはずもなく悔しくて悔しくてならなかった。
しかし歯を食いしばって耐えた。
36歳の時だった。

その後ペースをゆるめ、足元を固めながら事業展開した。
1年後、私のビジネスは成功しハワイ暮らしができるようになった。

余談だが、
ハワイ(正式にはオアフ島)はサンゴ礁が盛り上がってできた島。
島全体がパワーアイランドで、ただ住んでるだけでもモリモリと元気が出てくる。
澄み渡ったコバルトブルーの海と空。
常に爽やかなトレードウインドーが吹いて、
毎日のように降るミストのような小雨により美しい虹が頻繁に見られる。

ハワイに行くと持病が治ると言う知人もいたが、
私もハワイで風邪ひとつひいたことがない。

数人に殴られたご褒美がハワイだったということ。


さて、
今回、件名を美しい護身術としたのは
昨夜、サークルの体験に来られたお二人から伺った感想をそのままひとつにまとめてみたらこうなった。

お一人は、私の演武を見て、とても素晴らしいと褒めてくださった。
もうお一方は、大切な人と歩いていて絡まれた時に対処する方法を身につけたいとのことだった。

どちらも太極拳を始める動機としてぴったりだと思った。
なぜなら、太極拳は世界一美しい護身術だからだ。

闘うために生まれた武術ではなく
守るために生まれた武術。

太極拳は
健康を守り、
自分を守り、
大切な人を守るすばらしい護身武術なのである。



いつもご愛読してくださっているAさん、
この度は素敵な本と美しいグラスありがとうございます。
とても気に入りました。

それに頂いたringoさんのスーパームーンの写真葉書に一目ぼれしてしまい
ブログのヘッダーに使わせて頂きました。
すごいパワーを感じます。
しばらくはこのスーパームーンのパワーを借りて頑張ろうと思います。

2017年9月15日金曜日

治癒力

人間は自分の体を自分で治そうとする力がある。

病気や怪我をした時いつも思う事。
ここからが勝負

物心ついたころから小児喘息で闘病生活31年。
その後も決して体は強い方ではなく、しょっちゅう風邪で体調を崩したり
アレルギーを起こしたりしていた。

その私が気功と太極拳によって変わった。

今回の交通事故で、肋骨を骨折し、肺に穴が開き気胸になってしまった。

しかし、5日後の再検査の時には肺の穴は塞がり、
漏れていた空気も吸収されすっかり元の肺に戻っていた。
通常1~3週間かかる気胸がわずか5日で治った。

肋骨骨折は辛かった。
しかし丁度7日目になる今日、骨折による痛みが消えた。
体勢を変えたり、寝たり起きたりする時の痛みがなくなり、
咳やくしゃみ、鼻をかむ時も激痛だったが、それさえもなくなった。

肋骨骨折は通常3週間はかかると言われるが、それが1週間で治った。

私は武術を始めてから、丈夫な体になることが絶対大事だと思ってきた。
そうでなければ武術をやる意味がない。
武術は敵と戦うためだけではなく、自分自身を強くするための行だと思うからだ。

まだ、左大腿骨頸部打撲と血種による痛みが残っているが、
これも早期に治したいと思っている。

今日母から電話があった。
私の怪我をとても心配しているようだった。

その時、滅多に褒めない母が私のことを凄いと言ってくれた。
私の生徒たちのこと。

私のことを心から心配してくれ、
食料などのお見舞い品を届けてくれ、
しかも私がいなくとも、しっかり稽古し、
それをわざわざ報告してくれる。

「あんたは生徒から慕われてるんやなぁ」と。

母から褒めらことなど滅多にないだけに恥ずかしかったが、
嬉しかった。

私はサークルを立ち上げた時から志は変わってない。
私は太極拳の技術だけを教えるだけの講師でもなければインストラクターでもトレーナーでもない。
なんといったら良いのかわからないが、
皆のことを家族のように思ってる。

喜び合ったり、
感動し合ったり、
時にはぶつかりあって辛いこともあるけど
一人一人のことをいつも真剣に考えている。

今まで稽古を一日も休みたくないと思っていたから
決して倒れないと自分の中で誓っていたが、
いざ、こうして、動けなくなった時、
皆が心配してくれ、励ましてくれたり
あらためて良い仲間達に出会え幸せだと思った。

私はまだ自由に動けなくとも
今回のことでたくさんパワーをもらえました。
ありがとう。

2017年8月8日火曜日

煩悩

気功と太極拳を通じ
煩悩に支配されている自分に気付いて欲しいと思う。

煩悩に囚われていると心が濁り、
血が汚れ、
体に毒が溜まりやすくなり、
病気しやすくなる。

欲望に勝てないから
煙草も酒も辞められない。

肌は荒れ、
ハリを失い、
透明感が失われ黒ずんでくる。

体内のフリーラジカルが増え、
ホモシステインが増え、
DNAが破壊され、
老化、癌化を促進させる。

今はもう、人間の老化メカニズムが解明されているわけで、
これからは老化を遅らせ
人生をもっと楽しむ時代に入っている。

今では信じられないことだが、
体を粗末にしたり、
命を粗末にしたりすることが流行った時代があった。
薬物乱用や自殺ブームだ。

公害によって水と空気が汚染され、
その環境に慣れてくると
人間はいつしか毒を欲するようになる。
毒はまた毒を求め次第にそのスパイラルに嵌って行く。


今一度思い起こしてみて欲しい。
なぜ太極拳を始めたのか?

太極拳はもちろん
特に気功には浄化作用がある。
濁った心が透明になって行き、
そのことで血もきれいになり、
体もきれいになっていく。

きれいになるということは健康になるということ。
美は健康の上に成り立つものだから。


私としては太極拳を始めたのであれば、
透き通るような心と身体を求めようとして欲しいと思う。

少なくとも私はそれを目指している。