2013年4月10日水曜日

陳式太極拳との出会い

昨夜は陳式太極拳の練習日だった。

まだ初めて2か月ちょっとだが、とにかく最初の印象は“難しい”だった。
なにしろ、立ち方も足の出し方も手の形も楊式太極拳とはまるで違う。

そもそも陳式を始めたキッカケは、中国のある有名な老師を動画サイトで観てからだ。
とにかく素晴らしく、息をのむような演武で、完全にくぎ付けになった。

あとは、ミーハーだが、太極拳の中国映画(太極英雄)を観て素直にカッコイイと思ったし、自分もやってみたいと思った。
楊式太極拳の動きが大河のようにゆったりとしたイメージなら、陳式太極拳は日本海の荒波のようにうねるようなイメージだろうか。

去年の暮頃、いつも通り近くの公園で形意拳の練習していたら、ある人に声を掛けられた。
「形意拳ですか?」と。
太極拳を知らない人はいないにしても、形意拳を知っている人はそうそういない。
100人に1人もいないのではないだろうか。

だからビックリした。
話を聞けばすぐ近くの道場で教室をしているとのことだったので、興味をもった私は早速道場を訪れてみた。
そして話を聞いてさらにビックリ。
実はその方、私が動画サイトで観た、あの老師のお弟子さんだったという。
なんという偶然だろうか?

いずれ私の方から老師を訪れようと思っていたら、向こうからその機会がやってきてしまったのだ。
私はこの機会を逃すまいとすぐに先生に入門を申し込んだ。

そのような経緯で、難しいながらも陳式太極拳にハマりつつある今日この頃です。
そもそも難しいからこそ楽しいんでしょうね。