2013年11月26日火曜日

大会を終えてみて

先日出場した、伝統武術大会は本当に素晴らしかった。
私はというと完全に観る方に回り、そしてどんどん自信喪失。(苦笑)

出場選手が採点するので、観ないわけにはいかない。
いや、観ずにはいられないほど素晴らしい演武ばかり。
そして私の出順は最後の方。
カラオケでも上手い人に先に歌われると自分が歌えなくなってしまうが、まさにそんな感じだった。

だからといってプレッシャーがあったかといえば、そうでもなかった気がする。
伝統武術といっても様々な流派があるわけで、しかもそこに個性が入る。
だから、自分は自分らしく行こうと。
そう思って挑んだ。

本番の出来は、可もなく不可もなく。
少々ミスしてしまったが、なんとか誤魔化した。
情けない。

序盤30秒程立ち上がりが遅れたが、その後はそこそこ練習通りの演武ができたと思う。
逆にいえば、ミスしたことで気が楽になったのかもしれない。

大事だと思ったのは予備勢。
ここでどれだけリラックスし、精神集中できるか?

一応、それは考えてはいたのだが、十分ではなかった。
暖機運転せずに走り出してしまったような感じだ。
今後は予備勢でどれだけ集中力を高めることができるかが課題になると思った。

あと、本番直前になって変更した技があったが、案の定インスタントな仕上がりになってしまった。
やはり本番直前に変えるのは良くない。

それにしても今回出場された選手には全員に満点を贈りたいと思ったほど素晴らしかった。
そして自分に何が足りないのかを教えてもらった。

その後も溜息続きの毎日だが、いつまでも自分に負けてはいられない。
それに、今回のようにコテンパンに打ちのめされることはとても貴重な経験だと思った。