2014年4月27日日曜日

独立歩を目標にしてはいけない

片足で立つことはバランス感覚が要求される。
だからといって、片足で立つことを目標にしてはいけないと思った。
因みに片足で立つ歩形のことを独立歩という。

なぜ片足でバランスをとることを目標にしてはいけないかということだが、武術的には片足で立つことが技ではなく、技を完成させるために片足になる必要があるから。
当たり前過ぎてわざわざ語ることでもないのだが。(笑)

例えば踵脚や金鶏独立。
蹴ろうとすれば自ずと片足立ちになる。

だから、片足立ちになることが目標ではなく、その上で蹴らなければいけないわけだ。

太極拳では蹴り技もゆっくり行う。
あのゆっくり蹴るという動作は軸感覚を養い、気を沈めることを自然と行うようになり、そして片足状態で思いっきり蹴ってもバランスを失うことなく体制を維持することが出来るようになる。
攻防一体型の中国拳法ではこの片足立ちでバランス感覚を養うことはとても重要ということになる。

いずれもバランスのとれた独立歩を目指すのではなく、目の前に敵がいると思って蹴る。
すると不思議と体が安定する。

この意識がないと、今でもバランスが怪しくなることはしょっちゅうだ。

いずれ、片足、指一本で両足で立つ相手のバランスを崩すことができるだろうか?
チャレンジしてみたい。