2014年6月7日土曜日

モチベーション

私が太極拳を始めたのは仕事もデスクワークだし40近くなって体力の衰えを感じていたから。
なにか体力を養うことをしたい。
そう思いながら近くの公民館の張り紙をみて、これだ!と思ったのが太極拳だった。
太極拳には神秘的な魅力があったし、その不思議ワールドに首を突っ込んでみたいと。

ところで、太極拳を行うにあたってのモチベーションってどんなものだろう?

自分一人で演武できるようになりたい。
先生に褒められたい。
イベントに出てみたい。
試合に出てみたい。
資格をとりたい。
将来的に教室をもちたい。

いろいろあると思う。
私は習い始めた頃から、教える立場になりたいと思った。
それが私にとってのやる気になった。
だから先生に教わったことは、家に帰ってすぐに復習したし、今度までにきちんとできるようにしておきたいと思った。

そして今小さなサークルで教えているが、私が会員さんに対しアプローチしたいことは、教えることより見せることだと思っている。
突っ立ったまま腕組みして指示するだけでなく、太極拳って気持ちいいんだよというのを身を以て見せたいと。
なぜなら、私が最初に就いた先生がそうだったから。

気持ちイイは伝線する。
同じ空間でなければ得られない一体感。
前にも言ったが太極拳はライブなんだ。

私が初めて習いに行ってまず思ったこと。
「先生のように気持ち良くできるようになりたい」
そして、私もこれから始める人にとって同じように思われるようなりたいと思っている。