2013年12月8日日曜日

何も考えないで剣を振ってみる

昨日は久しぶりに充実した日だった。

朝は9時から武術仲間と野外練習。
枯葉が舞い散るこの季節は日向がとても気もちいい。

太極拳、形意拳、推手・・
力の動きやそれによって自分の体がどう反応するかなどを観察する。
たまにゆっくり推手をやってみるというのはいいかもしれない。

そして夕方からは体育館で自主練。
途中から会員さんが練習会にやってきたので、気功や推手、太極拳などを行う。
すぐ隣のコートでソフトバレーをやっていたのでかなり賑やかだったが、そんな中でもこちらは静かに気功。
集中力が要求される。(笑)

普段サークルでは時間に限りがるので、やりたいことをかなり端折ってるが、二人だとたっぷりできるのがいい。

だから本音を言えばサークルは、よほどの事情がない限りは遅れて来て欲しくないと思う。
なぜなら健康、美容、リラクゼーション、太極拳の演武力、武術としての向上、怪我の予防として緻密に組んだプログラムであり、なにひとつ無駄がないから。
映画でも最初の1分を見逃すと内容がわからなくなったりするが、それと同じだ。

ところで、今日の自主練では刀と剣をじっくり行った。
あえて套路の練習を控えめに、剣の動きと動作を一致させる練習。
つま先から剣先にいたるまで意識をめぐらせ、心と動作を一致させる。

何も考えないで剣を振ってみる。
子供に棒を持たせると勝手に振り回して遊ぶが、まさにそんな感じ。

前、後ろ、斜めとあらゆる方向に足を丁寧に運びながら思うがままに剣を振る。
その時、剣の動きにムラがなく、そして途切れることのないよう。
集中力が途切れると、動きも止まる。

今、私が思っていることは、技術的な向上以外に1年前の自分とどう違いを出せるかだ。