風邪をひかないでいられるのは免疫が常に戦ってくれているから。
逆に風邪をひいてしまうのは免疫力が弱ってるから。
でも、なぜ免疫力が弱ってしまうのだろう?
風邪をひくと熱がでる。
熱があがるのは免疫細胞が病原菌と戦っているから。
だから熱が出ることは治ることの前触れ。
こういう説もある。
熱(体温)を上げることによって免疫細胞を活発にすると。
熱が上がるから免疫力が上がるのか、免疫が働くから熱が発せられるのか、
それは私にはわからない。
いずれも熱は必要なのだ。
ところで、気功や太極拳を行うと体の中からじわ~っと温かくなる。
ゆっくり動くことでインナーマッスル(深層筋)を使うからだ。
インナーマッスルでもっとも有名なのが大腰筋(だいようきん)。
この筋肉は腸と隣接している。
腸は免疫細胞の集中するところでもあり、丹田が位置するところでもある。
こう考えると、太極拳によって風邪をひかない、
元気になるということが見えてくる。
気功と太極拳は知らず知らずのうちにインナーマッスルを鍛え、同時に丹田も鍛えてくれる。
こうして中から鍛えることが出来るのは太極拳だけだと言われている。
いつまでも元気でありたかったら迷わず太極拳をすすめる。
当会ではカタチだけにとらわれない中からつくりあげる太極拳を完成させるためのトレーニングを毎回行っている。