2015年6月9日火曜日

太極拳で小脳を鍛える

近年の研究で、小脳はバランス感覚だけでなく、
ある動作を体で覚えたり、
無意識でできるようになるのも小脳の役割であることがわかってきました。

ということは?

小脳を鍛えればバランスよく立てるようになり、
あらゆる動作を早く覚え、しかも無意識でできるようになるということ。
いわゆる太極拳が上手くなる?

でも小脳は鍛えようがありません。

そこで、もっと簡単な方法があります。

太極拳をすればいいんです。(笑)

太極拳は小脳を鍛えるための最高のトレーニングです。
ゆっくり動くので他のスポーツに比べバランス感覚を多く要求されます。

それにゆっくりした動きには情報がいっぱい詰まっており、誰でもすぐには覚えられません。
これに関しても何度も同じ動作をすることによって体が覚えてしまいます。
これも小脳の働きです。

更に繰り返し練習すると無意識で動作ができるようになります。
これも小脳の働き。

いわゆる、太極拳を行うこと=小脳を鍛える
これすなわち老化防止につながるということです。

私は科学者ではないので80代や90代の年配者が太極拳を行って元気であることを科学的に証明することはできませんが、太極拳を行うことによって背筋が伸び病気しない身の心も元気になることだけはわかっています。

老化は足からくると言われます。
歩けなくなったらどんどん老化が進みます。

太極拳は足腰を鍛え、同時に小脳を鍛えます。
これすなわち最高のアンチエイジングであると言いたいです。

興味のある方は一度、高齢者の大会など見に行かれたら良いと思います。
90代でも信じられないような動きをされてますから。

いつまでも美しく若々しくありたいなら迷わず太極拳をおすすめします。