昨日新しい仲間が増えました。
今回、私の動画を観て何かを感じて頂けたようですが、太極拳を選んだのは"今から始められて老後も続けられるもの”として選ばれたとのことでした。
私が太極拳を始めたのも体力低下に強い危機を感じたからですが、当時太極拳を選択したことは間違いなかったと今も思います。
その理由は、
「覚えたことが無駄にならず一生続けられるから」です。
ヨガや気功もいいのですが、老化は足から始まります。
ヨガを2年続けて行っていたこともありますが、その頃は足腰を鍛えるため毎日太極拳とウォーキングも同時に行っていました。
更に足腰強化のためにジム通いしアクアウォーキングも行っていましたが、今思えば太極拳はそのすべての要素を含んでいたと感じます。
今回、入会された新会員さんは足腰が衰えてい行くお母様の姿を見て"老化は足から始まる”ということを強く感じられたようです。
その夜は個人レッスンでした。
指導しながら感じたことですが、
太極拳の稽古は体のところどころに存在する力みを取り去っていく作業だと思います。
肩の力が抜けたと思えば今度は手首に力が入り、手首の力が抜けたと思えば今度は足首に・・
ということで、あちらことらに力みが移動していくようです。
私はそんな力みに対しこう言いたいです。
「もう諦めろ」と。
今まで力に頼って生きてきたから体は無意識に力を捨てさることを恐れるのでしょう。
抜いても抜いても体の中で逃げ回っているようにみえます。
だから、自分自身に諦めることを言い聞かせるしかないと思います。
力が抜けきると、体の中に流れる気のエネルギーを強く感じるようになります。
そして今まで使ってきた力とは別次元のチカラを使えるようになってきます。
このチカラは武術としての破壊力だけではなく、自身の生命力、治癒力を高め、楽器演奏、声楽、舞踊、各種スポーツ等、様々な分野で活かすことが出来、その力は無限大となります。