2021年9月2日木曜日

氣は重い?軽い?

氣を説明する時、私はエネルギーと説明します。

エネルギーは私たちが生きて行く上で絶対欠かせないもの。
それが失われていくと心身共に衰え、ゼロになると死に至ります。

結局、氣とはなんでしょう?

例えば電磁波で目で見ることが出来るのは可視光線のみです。
赤外線や紫外線、ガンマ線、X線などは目で見ることはできません。
しかし確実に存在します。

地球上にはこれら目にみえない電磁波や磁場、重力など、常に身の回りに存在します。

これらを人間が機械を使わずコントロールできたら?

これらの力を瞑想によってコントロール出来るのが気功です。

私がこれまでの修行の中で体感することが出来たエネルギーを全て書き出します。

熱、磁場、磁力、電気、光、気圧、風

さて、氣は重いのでしょうか?
それとも、軽いのでしょうか?

正解は、
どちらもです。

重いと思えば重くなり、軽いと思えば軽くなります。
意によってコントロールします。

私はこれを太極拳に活かしています。

相手の動きを感じ取ったり、予知したり、相手を身動きとれないようにしたり、
攻撃する場合は、手が自分の意識したものに変化します。
鉄球、ハンマー、刀、剣、ナイフなど。

化勁を使う場合は、水、煙、ゼリー状の液体、風、磁石などに変化します。

なんだか信じられない話かもしれませんが、信じる必要はありません。
単に体感すればいいだけのことですから。

気を操ることが出来る仙人は、寿命を延ばしたり、生き返ったりする力だけでなく、敵に襲われた時は腕が剣に変化したと伝えられます。
なんともファンタージな話ですが、
私はこれを師から体験させて頂いています。

本当に腕が剣になるわけではありません。
しかし腕が剣や刀などの刃物のような硬さと切れ味に変わります。
そこに触れるとこちらが刃物に触れるかのような感覚があります。

このような力を出せるようにするためのトレーニングが当会の超気功クラスです。

型を覚えて動いているだけでは体操や舞踊と変わりません。
太極拳を武術として使えるようにするなら気功は決して切り離すことは出来ません。

型を覚えたら、その型の使い方や力の出し方を知りたくありませんか?

私が太極拳の修行を続けるのは型のレパートリーを増やしたいからではありません。
型だけ覚えても何にもなりません。
型を100%使えるようにし、更にはその形さえも超えたいと思っています。

太極拳は手品でもいかさまでもありません。
それを証明すべく本当の力を引き出すための太極拳を追求し日々研究しています。

失われつつある伝統太極拳を再び繁栄させるために。