当会のある会員さんに毎日三体式をするようすすめた。
三体式とは形意拳の劈拳のカタチで行う站椿功(たんとうこう)だ。
これを片足ずつ5分行う。
地味で苦しい鍛錬法だがその効果はかなり高い。
そもそも三体式をすすめた理由は推手を強くなってもらうためだが
双辺太極拳の基礎にもなるし形意拳の基礎にもなる。
先日、始めてその会員さんに双辺太極拳を教えたが、なんといきなり歩型がキッチリ出来ているではないか?
双辺太極拳も形意拳も歩型が大事。
その一番大事な部分が最初から出来ている。
正直驚いた。
これからは双辺太極拳を行う会員全員に三体式をすすめたいと思った。
いずれも歩型が出来ていなければ決して勁力を引き出すことは出来ない。
とにかく立つこと。
そうすることで軸が安定し体の中が気で満たされてくる。
そうならないと太極拳にもならないし形意拳にもならない。
ということで、
これからも本物の太極拳を追求していきたいと思う。