2013年7月23日火曜日

楊式太極拳と中国武術

昨日から三大内家拳のひとつである八卦掌の練習を開始した。
私としては、太極拳、形意拳、八卦掌の3本柱で行こうと思っていたけど、
形意拳を始めて1年で感じたこと。
どうもしっくりこない。

しかし形意拳、いや五行拳を身に付けておくことはとても意味深いと思っている。
なぜなら太極拳にはこれといって先手攻撃のような技が見当たらないからだ。
(気が付いてないだけだと思うが)

形意拳も先手攻撃ではないけど、崩拳などは防御することもなく中段突きで突進するスタイルだから、身の危険を感じた瞬間には突っ込まないと間に合わない。

相手がミサイルを打つ前に打たないとやられてしまうということだ。
まあ、その中でも太極拳はそのミサイルを迎撃するパワーをもっていると考えられるが。

なので、太極拳と形意拳をセットで練習することはとても有効であると思う。

八卦掌はフットワークを使うので、相手をかく乱させるのにいい。
多分、八卦掌の技を掛けられたら、実際に打たれなくともかなりイライラすると思う。
あっちでチョロチョロ、こっちでチョロチョロ、
八卦掌の使い手であるある人が言った。
猫が獲物を弄ぶようにしながら、なぶり殺す感じだと。

やられるほうはたまったもんじゃない。(苦笑)

今後の予定として、興味ある中国武術には積極的に触れて行こうと思う。
何ごともやってみないと解らないし、論ずることもできない。
その中でも、私の場合は、きっと楊式太極拳に立ち戻ってくるような気がする。

自分の体に一番しっくりくるという感じだし、なによりどんなに歳をとっても出来るのが楊式太極拳の一番の魅力だからだ。

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本文中で述べていることはあくまでの私の勝手な解釈です。
人それぞれ捉え方は違うと思います。