昨日は朝から晩までずっと武術三昧だった。
朝9時過ぎから午後3時ごろまでは武術仲間と組手の練習。
夕方からは大阪でカンフーエクササイズ。
すっかり疲れ切って帰りの電車はずっと爆睡。
今回、収穫として最も大きかったのは形意拳の崩拳がとても威力があるということだろうか。
パンチングミットを使って打ち合いをしたのだが、
崩拳に関しては腹に大砲を打ち込まれたような衝撃が走る。
これをまともに喰らったら・・
強烈な痛みでかなり長時間うずくまることになるだろうし、下手をすれば内臓破裂かもしれない。
形意拳の威力は突きではなく、推進力+勁力だという。
滑り出すように突進するのでたっぷりと体重が掛かっているし、しかも拳の位置が丹田に近いから重みがぜんぜん違う。
あとは推手のバリエーションも増えた。
左へ右へどちらの攻撃に対しても化勁で相手の力をそらす練習をした。
起勢(きせい)での崩し合いもおもしろかった。
肘を曲げてやってみたり、肘を伸ばしたままやってみたり。
攬雀尾(らんじゃくび)の用法は、より具体的になり確実に威力が増した。
白鶴亮翅(はっかくりょうし)はいきなり関節技に入るから相手の動きを完全に封じることができる。
思ったことは、14勢までの技で十分戦えるんじゃないかと。
いや、もっと言えば起勢と攬雀尾だけでも十分じゃないかと思う。
あとは、マウントポジションからの攻撃方法も発見。
但し、暗勁(相手に手を触れたまま打つ)に関してはほとんど威力を出せなかった。
やはり暗勁は想像以上に難しい。
カンフーエクササイズでは先々週と同じく練功法と五歩拳、それに通背拳の基本功。
今日は型を行わず30分間延々と通背拳の基本功を行う。
お蔭で腕がパンパンだ。
あと、馬歩ではまだまだ胯を入れることが出来ていないことも発見。
というより早い動きをすると胯がついつい前に出てしまうのだ。
これは早急に直さねば。
ということであまりにも収穫が多すぎて、全部消化しきれていないような気もするが頑張って功夫を高めて行こう。