昨日、一番弟子であるMさんとあらゆる稽古を行った。
推手、対打、散手、打ち合い、崩しあい。
2年前弟子として志願してきたMさんは
ちょんと指先で押すだけで枯葉のようにどこまでも飛んでいった。
投げても、崩してもその度にぶーぶー(笑)
意地悪でしているわけではないのだが・・(笑)
しかし今のMさんは違う。
拳も掌も打たせるとやたら重い。
ふわっと手を前に出しているだけなのに。
身長155ぐらいの小さな体から発せられるチカラとはとても思えない。
昨日は掌ではなく拳で胸を打ってもらった。
全く遠慮がない(笑)
私は5回目でストップをかけた。
ヤバイと思った。
そのMさんは、これまで忙しくて練習は出来なくとも気功だけは毎日行ってきたという。
当会で行っている気功は意拳の創始者がつくられた、意拳気功。
意拳、またの名を大成拳とも言われたので大成気功ともいう。
立つだけの鍛錬で、パワーを身につける。
力学では決して証明できない世界だと思う。