2013年6月30日日曜日

ハイテンション・ハイリラックス

気功をやっている時に一番思うこと。
日頃のテンションを出せないこと。(笑)

私はどちらかというと笑い上戸。
人に比べリアクションも大きく喜怒哀楽が激しい。

そんなテンションを気功を行う時はぐっと沈めなければならない。
ヘラヘラしながら気功をしても気が集まらないからだ。(笑)

因みに私がビジネスをしていて一番コンディションがよかった時の状態がハイテンションハイリラックス状態。
気持ちはまるで仏様のようなのに、テンションは高い。
逆にこういう人と一緒にいると、気分が高揚し、パワーをもらえるし、わくわくしてくる。

私はこの10年太極拳をやりながら、どうにか自分の持ち味を生かせないかと考えてきた。
そして、どうやらそのやり方が最近見えてきた気がする。(10年かかった:笑)

それはテンションをググッと腹に仕舞い込んでしまうこと。
すると、その躍動感みたいなものがやたら強力なエネルギーとなって、指先に至るまでそのパワーが行き渡る。
押し入れの中になんでもかんでも仕舞い込むと、引き戸をあけた時にパンツとかフトンとかいろんなものが爆発的に飛び出してくるが、ああいう感じ。(例えが悪い!)
この状態で太極拳をすると、イキイキとした動きになり、まるでダンスのようになる。(笑)

でもまあ、それもいいのではなかろうか。
太極拳には自分自身が気持ち良くなる楽しさ、人に見せる楽しさ、護身としても使える楽しさがあるのだから。

因みに太極拳十要に動中求静(どうちゅうきゅうせい)という言葉がある。
動いていてもリラックスすることが大事だということだ。
言い換えればハイテンション・ハイリラックスということになりそうな気がするが・・