タイトルに書いたが、
太極拳が飽きるということがあるだろうか?
もし飽きるとしたら、それは太極拳を知る前だと思う。
太極拳が本当におもしろくなるのは、太極拳を覚えてから。
遠ざかってしまう人のほとんどが太極拳の型を覚えきらないうちか、
それとも覚えただけか。
本当にもったいないと思う。
コースメニューでいえば前菜だけを食べたようなもの。
満足できるわけがない。
伝統太極拳にイベントなんていらない。
発表会も大会も交流会もなにもいらない。
そもそも伝統太極拳は人様に見せるために鍛錬するのではない。
自分の可能性をどこまで引き出せるか?
これが楽しいし、どんどん深みにはまる。
そしてはまればはまるほど、体に悪いことをしなくなり、
健康なことばかりを選ぶようになり、
そして体が鍛えられる。
ゆるみの境地。
ゆるまなければわからないゆるみの世界の楽しさ。
他のどのスポーツや健康法でも得られない世界。
からだをゆるめ、頭もゆるめる。
身も心もとろけるような感覚は伝統太極拳ならでは。
更に病気しないカラダになり、元気が得られ、しかも強くなれる。
伝統太極拳は本当においしい。