前回の記事の続きになります。
気功で若返るために大切なことが二つあります。
それはまず悪い気を体内から出すこと。
これを邪気(じゃき)を払うといいます。
次に良い気を体内に入れる。
体外にある気を外気(がいき)といいます。
これを体内に取り込むわけですね。
因みに悪い気が体内に溜まると良い気が体外に出て行ってしまいます。
体内にプールできる気の許容量は決まっていると思ってください。
この悪い気が溜まると、元気がなくなり、精神的にも不安定になり、やがて病気になります。
だから邪気を払い体に良い外気を取り込みます。
この作業を気功といいます。
気に対して懐疑的な方もおられるでしょう。
それはそれで構わないと思います。
その分、私が気を独り占めできますので。(笑)
冗談はさておき、当サークルでは、この気功を重視しています。
私が今まで習ってきた流派では「気功をしないものには太極拳を教えない」というスタイルでしたが、
その理由が私にはよくわかります。
なぜなら、気功を行う教室と気功を行わない教室のどちらも経験してきたからです。
前者では太極拳を行う時、すぐに内気が動きだし外気を感じることが出来ます。
後者ではほとんど気を感じることはなく、フォームをつくることを重視するので、“ゆるめる”ことが難しくなります。
健康・長寿・護身に役立ち気持ちの良い太極拳を行うか、
人に見せて感動を与えるような太極拳を行うかは好みが分かれるようですが、
私は両方です。(笑)
欲張りな性格がここでも出てしまいます。
偉そうに語ってしまいましたが、あくまでも私が今まで学んできたことのおさらいですのでご容赦ください。