今、洗い物をしながらふと思った。
そういえば、かつて少林サッカーという、かなりふざけた映画があったが、あの強力なドーピング相手チームに勝てたのは太極拳の力があってこそだと思いだした。
ここからネタバレです。(笑)
あの映画での太極拳の活躍ぶりは結構、鳥肌もんだった。
キーパーが倒れてしまい絶対絶命のピンチの時、途中から救世主的存在として太極少女が登場。
炎をあげ強烈な勢いで飛んでくるシュートボールを太極少女がくるりと回転しながらボールを捉え、そのボールを主人公のチャウシンチーにパスし、それからのシュートが決勝打となった。
すみません、サッカーのルールを全然知らないのデタラメな用語を言ってしまったかもしれないが、
とにかくあの映画は100%アリエネーながらも底抜けに楽しかったし、少林拳と太極拳のタッグによって勝てたことがないよりストーリーとしておもしろかった。
今思えば、あの強烈なシュートボールを捉えた技は攬雀尾(らんじゃくび)の履(り)になるのかな?
太極拳では、相手の力を受け流しバランスを崩させたり、相手の力を無力化したり、相手の力をそのまま生かし攻撃に転じたり。
本当によく考えられている。
相手の力を利用するからこちらは全然疲れない。
それに、力を使わず意を使って戦うから
息を切らすことなく相手をバタバタ倒していくことができるわけだ。
やっぱり太極拳ってカッコイイ!