2013年7月10日水曜日

架式

大会前、ある先生に、もっと架式(かしき)を低くした方がいいと言われた。
それで、今部屋の中で思いっきり腰の位置を下げ演武してみたら、難なく出来てしまった。

そういえば、私の架式(腰の位置)は可もなく不可もなくといった無難な位置だったかもしれない。

なぜそうなったか、思い出した。
1年半前まで小柄な高齢女性の方々に交じって練習していたのだが、
表演の際、歩幅を合わせるためには長身である私はどうしても歩幅を狭くとらなければならない。
歩幅を狭くするということは必然的に腰の位置が高くなる。

ラクといえばラクなのだが、
私の身長で、背の低い人に歩幅を合わせようとすると、やたら突っ立って演武しているように見えてしまう。
これが集団演武での厄介どころだ。

少なくとも集団演武する時は、横一列は同じ身長の人で揃えるべきだろう。
私の時は、すぐ隣に身長差20㎝以上はあろう人と並んで演武していたので、ぶつからないよう小股でちょこちょこやらなくてはならなかった。
どうやらその習慣がこびりついてしまったようだ。(汗)

あれから何度もビデオに納めた自分の演武を繰り返し見ているのだが、
まだまだ架式を低くすることが出来たなというのをすごく感じた。

やはり集団戦と個人戦とでは頭と架式を切り替えなくてはならない。

いずれも来年のポイントアップ作戦がいろいろ見えてきた。