ワカメには自立して立つための筋肉も骨もありません。
だけど、立ってます。(笑)
海の底で流れにまかせゆらゆら泳いでいるという感じでしょうか。
支えるものは根っこだけです。
私にとって、気功や太極拳のイメージは、ワカメでありクラゲです。(或いはマンタ)
気功の時は、足指で地を掴みますが、使う筋肉はそこだけです。
あとは、空気の中ですぅ~っと立ちます。
海の中ですぅ~っと立ってるワカメと同じです。
ワカメは地から土の中の栄養を吸い上げ、そして葉の部分で光を受け止め、それもまた栄養?としています。
気功も同じ。
足から気のパワーを吸い上げます。
そして上からは光を受け止めそれを体内に取り込みます。(サークルではまだこの説明はしていません)
そして、太極拳はクラゲのように動いていきます。
水に逆らってないです。
体の周りにある水を生かして好きな方向に進んでいきます。
太極拳は空気の中で泳ぎます。
それはとても気持ちがいいです。
だが、その前に形を覚えなくてはいけません。
太極拳を始めた頃の私は型を覚えるのが楽しかったですが、
今は型を覚え終った後の方が楽しいです。
予備勢の時点で、「今日はどんなふうに泳ごうかな?」と考えてから始めています。(笑)