相変わらず通背拳の練習に四苦八苦しているが、
どうしても老師のようなスピードが出ない。
そこでわかったこと。
スピードを出そうとしているからではないかと。
スピードを出そうとするとどうしても力んでしまう。
その結果、折角勢いよく手を振りだそうとしてもブレーキがかかってしまうことになる。
いわゆる、手は完全に鞭になったと思ってゆるんで出さないといけないということになる。
が、言うはやすし。
イザやろうとするとどうしても力んでしまう。
まあ、焦らないで取り組んで行こう。
ところで、今日Amazonに注文した本が届いた。
「中国武術大全」という本で、ありとあらゆる中国武術が紹介されている。
中国武術百科事典のような感じだ。
そこで目についたのが今回のタイトル。
通背拳は太極拳の源流かもしれないという説。
以前、見学させて頂いた京都の教室で、ある生徒さんがやっていた武術がやたら気に入ってしまい、老師に尋ねたところ「通背拳」とのこと。
私はやるしかないと思った。(笑)
たまたまなんだろうが、その生徒さんはゆっくり練習していたのでしょう。
なんとなくそれが太極拳のように見え、でも今までにみたことのない動きだったので興味が沸いたのだが、これほどスピードが要求される武術とは夢にも思わなかった。(汗)
ところで、どうして通背拳が太極拳の源流なのでは?という説が浮上したのかというと、
通背拳と陳式太極拳との定式がかなり似ているからだそうだ。
実際は、通背拳側も陳式太極拳側もお互いがウチが先だと主張されているようだが、似ていることには違いない。
となれば、今学んでいる陳式太極拳と通背拳を同時進行させることはおもしろいかもしれない。
外家拳と内家拳を同時にすることはお互いに足を引っ張るのでは?と思っていたが、
それはやり方次第だという意見もあるし、私もそう思う。
若い選手が物凄いスピードでやっていることを、まるまる真似ようとする必要はない。
50代には50代なりのやり方があると思うし、通背拳を内家拳として捉えてやるのもおもしろいかもしれない。
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なんか、私の中だけで盛り上がっているようで申し訳ないです。。
でも、ブログですから。(笑)