2013年9月26日木曜日

胸を含ませ背中を抜く

含胸抜背(がんきょうばっぱい)という言葉がある。
最近あまり気にしていなかったが
どうやら私はこれを再度気にしなくてはならなそうだ。

気功をしている時鏡に映るシルエット見てそう思った。

腰や股関節がどんなに緩んでいても胸や背中が緊張していて意味がない。
きっと動くたびにぎこちない動きになるだろう。

普段の生活では胸や背中を緩めるなんて気にすることなんかない。
だが太極拳(特に楊式太極拳)ではとても重要なことだ。

そもそも胸を含ませ背中抜くってどんな感じだろう?

サークルでも行っている方法だが、1番わかりやすいのが
息を吸いながら胸をグーンと張ってみて、フッと息を吐くと同時に力を抜いてみる。
その形こそが含胸抜背だ。
たぶん胸にも背中にも緊張感がなくリラックスした状態になっているはず。

鬆腰(しょうよう)に関して以前ブログにも書いたが、多分、気が丹田に沈んでいれば
おのずと含胸抜背になってるはず。
逆に言えば丹田に気を沈めるために含胸抜背と鬆腰が必要になってくるのだと思った。