2014年2月3日月曜日

「教える」ではなく「与える」?

そもそも私がサークルを立ち上げたのは、教えたいからではない。
無論、教えることも好きだが、それよりも共感することが好きだ。
多分このブログを立ち上げた頃も同じようなことを言ったかもしれないが、人と共感したい。

気功と太極拳、気功ベースの太極拳の気持ち良さを知ってほしい、体感して欲しい。
そして同じ感覚を得ながら皆と一緒に太極拳を楽しみたい。

これは同じ空間にいなければ決して得られないこと。
太極拳サークルはライブと同じなのだ。

太極拳の型だけなら、書籍やDVDなどでいくらでも学べる。
しかし、太極拳の型ができるようになっただけで、それがなんになろうか?

私の師は、太極拳の気持ち良さをまず教えてくださった。
いや、正確に言えば、与えてくださった。

11年前、師が恍惚とした状態で太極拳をされているのを見て私は憧れた。
そしてその感覚がわかってきたのはつい最近のこと。
最初は必死で先生の演武を真似ようとしたが、それだけでは絶対得られない。

人間の体が骨と筋肉で成り立っていると考えているうちは、決して太極拳の境地に達することはないと思う。

因みに、その骨や筋肉は何からつくられてる?
タンパク質?
そのタンパク質は?
アミノ酸?
そのアミノ酸は・・
マクロ的に見ていくと、最終的には原子と電子に行くつく。
地球を周回する月のように、太陽を周回する地球のように、銀河を周回する太陽系のように・・

つまり宇宙だと。