昨日、県大会を終えひとまず一段落。
結果はとても厳しい判定を頂き、改めて気を引き締めねばと思った。
只、コンディションは最高だったし、最後まで楽しく試合に挑めた。
数日前から栄養、睡眠、生活リズムをしっかり調整し本番に備えたが良かったようだ。
練習も本番が近付くにつれハードな練習からソフトな練習へと。
本番当日、筋肉痛や筋肉疲労を避けるため套路の通し練習や站椿功(たんとうこう)も短めにした。
さてさて反省会。
楊式刀:
1番目ということもあり、立ち位置状態から緊張し、立ち上がりが遅れた。
時間オーバーによる減点を気にしすぎて、少々急ぎ足に。
普段の柔らかさが出せずゆったりとした演武にならなかった。
やはり体内時計に時間感覚をしっかり刻み込まねばと思った。
形意拳:
4種目の中で一番気持ち良くできた。
単調でつまらない三体式と五行拳を毎日練習してきて良かったと感じた。
只、迫力を出そうとし過ぎたのか、剛柔の柔の部分が欠けていたように思った。
楊式太極拳:
套路をゆっくり動ける型に組み直す必要有。
苦手動作でミスが出てしまった。練習を重ね克服しなければ。
呉式太極拳:
同上。
ミスはなかったが苦手動作がきれいに決まらなかった。練習あるのみ。
試合での問題は時間とコートの制約。
太極拳はゆっくり演武したほうが良いが、時間オーバーすると大量減点。
かといって、ゆっくりした演武をしようとすると移動範囲が狭くなる。
コートをいっぱいいっぱい使った方が得点が良いらしいが、ゆっくりの速度でたくさん移動すると時間オーバーになる。
この中でいかに基本を踏まえながらも自分の持ち味を出すことができるかが課題だ。
あとは床が厚めのカーペットであること。
これによって独立歩での安定感が損なわれる。
床を掴むことが出来ないのでバランスを筋力で補うことがほとんどできない。
つまり、つま先でも静止して立てるぐらいの軸感覚を養う必要があると思った。
これらを踏まえ練習プログラムを再度見直し、夏の全日本大会に備えよう。