2017年6月14日水曜日

動かぬ太極拳へと

約4年前、会を立ち上げた時は会員2人で稽古も週一だった。
そして今は会員約80人で稽古は毎日、時間刻みでレッスンが入っている。

当時、趣味で始めた太極拳サークルだが
今では自分にとって使命になってきている。
私を信じ私についてきてくれる仲間が愛おしく、その分責任も重くなってきている。

自分が進もうとしている道は決して間違っていないし、自信もある。
〝今”という時を常に喜び、
この世を去る前に
「最高の人生だった」と思ってもらいたい。

大袈裟だと思われるかもしれないが、これが私なんだから仕方ない。

いずれも大事なのはそのプロセス。

15年前体を動かしたくて始めた太極拳だが、
今は逆に動かぬ太極拳へと導かれているのがわかる。

先程も話したように、私は仕事量は確実に増えている。
趣味から使命へ。
その責任は重く、私はもっともっと心を強くしなければならない。

その時私が求めるものは禅。

常時、頭も体も働かせている毎日の中で、
無になることは自分にとって最高の癒しとなり、
しかも悟りを得られる唯一の時間。

自分の進むべき道は頭で考えて出るものではない。
無になった時に得られるものだと思う。

立禅が今一番心地いい。

今月からカルチャーで気功を教えることになったが、
サークルでも気功のクラスを充実させて行こうと思う。
青空太極拳と併せ青空気功もいいだろう。

気功なら平らなところでなくともどこでも出来るし場所を選ばない。
何の道具も必要とせず、やりたい時にやりたいだけ出来る。

ヨガでスピリチュアルな世界を求める人が増えているように
今は癒しを求める時代。

人は機械を上手に操れるようになり、
我武者羅に働く時代が終わり
人はもっともっと自由になり、
かつてのように自然を愛するようになる。

将来日本は仕事がなくなると不安を煽っている輩もおられるようだが、
頑張らなくても良い時代が来るということ。

だからこそこれからは「禅」が求められると。

気功なら
ヒーリング効果を得ながら
治癒力を上げ
護身の力も身につけることが出来る。

いわゆる動かぬ太極拳が今後多くの人に愛されるようになると。

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昨日、ある会員さんが気功の弟子にして欲しいと申し出てこられた。
これも偶然ではなく必然だと感じている。